特許
J-GLOBAL ID:200903092954071984

分散システムにおける共有ファイルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今村 辰夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-280281
公開番号(公開出願番号):特開平11-120063
出願日: 1997年10月14日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】本発明は分散システムにおける共有ファイルシステムに関し、ファイル管理を行う計算機の負荷を少なくし、ファイルデータの転送がネットワークを経由しないようにして、処理の高速化を図る。【解決手段】ネットワーク3で結合された計算機の内の一つをファイル管理用計算機(例えば、サーバー1)とし、ファイル管理用計算機はファイル管理情報をメモリ9に保持してファイル管理を行い、他の計算機(クライアント2-1〜2-3)からの要求に応じて要求のあったファイルの管理情報を検索し、そのファイル管理情報をネットワーク3を介して要求元の計算機へ転送するファイル管理手段を備え、他の計算機はファイル管理用計算機から受け取ったファイル管理情報を基に、ネットワークを介することなく共有ディスクを直接制御して、該当するファイルへのアクセスを行うファイルアクセス制御手段を備えている。
請求項(抜粋):
複数の計算機がネットワークで結合された分散システムにおけるそれぞれの計算機、或いは一部の計算機から、前記ネットワークを介することなく、直接制御できる共有ディスクを有し、前記計算機が前記共有ディスクを制御してファイルへのアクセスを行う分散システムにおける共有ファイルシステムであって、前記結合された計算機に対し、共有ディスク上のデータをファイルとして見せるために、前記計算機の内の一つをファイル管理用計算機に設定すると共に、前記ファイル管理用計算機は、前記ファイル管理を行うためのファイル管理情報を保持してファイル管理を行い、他の計算機からの要求に応じて、前記保持しているファイル管理情報の中から要求のあったファイルの管理情報を検索し、そのファイル管理情報をネットワークを介して要求元の計算機へ転送するファイル管理手段を備え、前記他の計算機は、ファイル管理用計算機から受け取ったファイル管理情報を基に、前記ネットワークを介することなく前記共有ディスクを直接制御して、該当するファイルへのアクセスを行うファイルアクセス制御手段を備えていることを特徴とした分散システムにおける共有ファイルシステム。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 15/16 340
FI (2件):
G06F 12/00 545 A ,  G06F 15/16 340 Z

前のページに戻る