特許
J-GLOBAL ID:200903092955061516

薬剤蒸散用容器ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 允彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203912
公開番号(公開出願番号):特開平9-028265
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 安定した薬剤の蒸散を行うことができると共に、取扱い中の簡易破壊部への接触を防止することができる。【解決手段】 薬剤カップ24が、缶体21の缶胴22および底部23との間に空間部6が形成されるように設置され、該薬剤カップ24と缶体21の間の空間部6に、水との接触により発熱する発熱剤が収納されている薬剤容器2と、密閉空間部8に、所定量の水が収納されていて、該密閉空間部8を外部に連通させるための簡易破壊部46が、底部の内壁42に形成されている水収納容器4とが、防水性を有する袋体3で全体が包装された状態の薬剤容器2の少なくとも下部をカップ状の水収納容器4が覆うように、薬剤容器2と水収納容器4が着脱自在に嵌合された状態で組み合わされている。
請求項(抜粋):
水の侵入が可能な底部を有する缶体内に、加熱により蒸散する薬剤を収納した薬剤カップが、その上端開口周縁に張り出したフランジ部を缶体の缶胴上端に固着することにより、缶体の缶胴および底部との間に空間部が形成されるように設置され、該薬剤カップと缶体の間の空間部に、水との接触により発熱する発熱剤が収納されている薬剤容器と、二重壁による底部と側壁部により全体がカップ状に形成され、該二重壁の内壁と外壁の間に画成される密閉空間部に、所定量の水が収納されていて、該密閉空間部を外部に連通させるための簡易破壊部が、底部の内壁に形成されている水収納容器とが、防水性を有する袋体で全体が包装された状態の薬剤容器の少なくとも下部をカップ状の水収納容器が覆うように、薬剤容器と水収納容器が着脱自在に嵌合された状態で組み合わされていることを特徴とする薬剤蒸散用容器ユニット。

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