特許
J-GLOBAL ID:200903092957122156
アクリロイル基を含む脂肪族ポリウレタンの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-352811
公開番号(公開出願番号):特開平5-247160
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 原料ジイソシアネートとしてヘキサメチレンジイソシアネートを用いて、温度0°Cにおいても液状であり、UV照射により迅速に架橋する、アクリロイル基を含む脂肪族ポリウレタンを製造する方法を提供する。【構成】 本発明はI)a)脂肪族又は環式脂肪族に結合したイソシアネート基を有する、ヘキサメチレンジイソシアネート以外の有機ジイソシネートを、b)アクリロイル基を含む一価アルコールと反応させ、そしてII)段階I)の生成物を、c)ヘキサメチレンジイソシアネートと混合し、III)得られる混合物を、d)アクリロイル基を含む一価アルコールから成るアルコール及びe)エーテル基及び/又はエステル基を含んでいてもよい分枝状一価又は二価のアルコールと反応させ、IV)段階IIIから得られる生成物を、f)少なくとも三価のアルコールと反応させることを特徴とする、アクリロイル基を含むポリウレタン生成物の製造方法に関する。
請求項(抜粋):
I)a)300以下の分子量を有し、及び脂肪族及び/又は環式脂肪族に結合したイソシアネート基を有する、ヘキサメチレンジイソシアネート以外の一種又は多種の有機ジイソシネートから成る、0.25ないし0.5モルのジイソシネート成分をb)アクリロイル基を含み、116ないし144の分子量を有する、アクリロイル基を含む一種又は多種の一価アルコールから成る、0.2ないし0.55モルのアルコール成分と、出発成分a)及びb)を基準とし、NCO:OHの当量比を1.8:1ないし2.5:1として反応させ、そしてII)段階I)の生成物をc)0.5ないし0.75モルのヘキサメチレンジイソシアネートと混合し、III)得られる混合物をd)アクリロイル基を含み、116ないし144の分子量を有する、アクリロイル基を含む一種又は多種の一価アルコールから成るアルコール成分0.1ないし0.65モル、及びe)132ないし2000の分子量を有し、エーテル基及び/又はエステル基を含んでいてもよい一種又は多種の分枝状一価又は二価のアルコール0.15ないし0.45モルと反応させ、反応に際してd)及びe)成分は任意の順序で又は混合して添加することができ、及びIV)段階IIIから得られる生成物をf)92ないし2000の分子量を有する一種又は多種の少なくとも三価のアルコール0.1ないし1.2モルと反応させ、出発成分a)ないしf)の合計を基準としてNCO:OHの当量比を0.7:1ないし1:1とすることを特徴とする、アクリロイル基を含むポリウレタン生成物の製造方法。
IPC (4件):
C08G 18/08 NDQ
, C08F299/06 MRX
, C08G 18/67 NFA
, C08G 18/83 NGV
前のページに戻る