特許
J-GLOBAL ID:200903092960920888

ICカードシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179127
公開番号(公開出願番号):特開平5-342424
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 ICカードの挿入方向(姿勢)に依らず所定の処理が可能な、即ち挿入方向自由なICカードシステムを特に極めて安価に実現する。【構成】 ICカード(CD)の一方の板面表面(1a)の中心部に前記板面の中心点に対し点対称に配置された複数の端子片(31 〜 38 ) からなる入出力端子群(3) とICカードの挿入姿勢を示す切欠等の切除部(2) とを具備したICカード(CD)と、これと対となる、前記ICカード(CD)を任意方向で挿入した時に前記切除部(2) を検出するための例えば発光ダイオード(21a) と受光素子(21b) の対からなる姿勢検出手段(21)と受端子群(12)に接触接続した前記入出力端子群を処理回路(23)へと適切に切換えて接続する接続切換回路(22)及び制御回路(24)とを具備したICカード処理装置(10)とでICカードシステムを構成する。
請求項(抜粋):
入出力端子群を表面に有する矩形板状のICカード(CD)と、このICカード(CD)が挿入され前記入出力端子群を介して接続され所定処理をするICカード処理装置(10)とからなるICカードシステムであって、前記ICカード(CD)が、一方の板面表面(1a)の中央部に前記板面の中心点に対し点対称に配置された複数の端子片(31 〜 38 ) からなる入出力端子群(3) を具備し、且つICカード(CD)の長手方向に2等分された一方の部分にのみ所定位置に設けられた切除部(2) を具備しており、前記ICカード処理装置(10)が、前記ICカード(CD)が長手方向に任意の向きで挿入された場合に、前記切除部(2) の占める位置に対応する位置に設けられた姿勢検出手段(21)と、同じく挿入時に前記入出力端子群(3) の占める2つの位置のうち少なくとも1つに対応する位置に配設され前記各端子片(31 〜 38 ) と電気的に接続される受端子群(12)とを具備し、更に前記受端子群(12)と処理回路(23)の間に介在接続され個々の受端子と処理回路(23)の個々の入力端との各接続関係を前記姿勢検出手段(21)からの検出信号に応じて複数の所定関係のうちで適切なものに切換接続するための端子接続切換回路(22)と、各回路を制御する制御回路(24)とを具備していることを特徴とするICカードシステム。
IPC (2件):
G06K 17/00 ,  G06K 19/077
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-304998
  • 特開平2-277699

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