特許
J-GLOBAL ID:200903092967650665

画像データ圧縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302019
公開番号(公開出願番号):特開平8-163561
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 画像復号化の際に決定されるフィルタ係数を、画像符号化時に決定し圧縮データに付与することにより、より高速で高品質な画像を復号できる符号化データを生成することができる画像データ圧縮装置を提供することを目的とする。【構成】 従来の画像符号化装置に、画像のデジタルフィルタ処理のフィルタ係数を格納するフィルタ係数テーブル21と、ブロック位置とフィルタ係数とを対にして格納するブロック位置対フィルタ係数記憶部31と、量子化部4から出力された各ブロックの量子化されたDCT係数を1画像分集めて格納する量子化結果記憶部32とを備えた。【効果】 伝送効率を落とすことなく、効率的な圧縮データを生成することができる。
請求項(抜粋):
画像を複数画素からなるブロックに分割するブロック分割部と、画像のデジタルフィルタ処理を行う際のフィルタ係数を格納するフィルタ係数テーブルと、画像におけるブロックの位置とフィルタ係数とを格納するブロック位置対フィルタ係数記憶部と、前記フィルタ係数テーブルを参照し、前記分割されたブロックごとに最適なフィルタ係数を決定し、前記ブロック位置対フィルタ係数記憶部に格納するフィルタ係数判定部と、前記分割されたブロックごとに離散コサイン変換する変換処理部と、この変換処理部から出力された変換係数を量子化ステップサイズを定めた量子化テーブルを用いて、前記ブロックの係数位置ごとに異なるステップサイズで線形量子化する量子化部と、前記量子化部から出力される各ブロックの量子化された変換係数を1画像分集めて格納する量子化結果記憶部と、前記量子化部により量子化された変換係数を逆量子化して変換係数を復元する逆量子化部と、前記逆量子化部により復元された変換係数を逆離散コサイン変換し、前記ブロックの画素情報を復元する逆変換処理部と、逆変換処理部から出力されるブロック毎の情報を集めて、画像情報に復元し、この復元された画像情報と、前方画像または後方画像の前記ブロックごとの画素情報の差分情報が最小となるウィンドウを評価する予測部と、ブロック間の差分を演算する加算器とを備え、更に前記量子化結果記憶部と前記ブロック位置対フィルタ係数記憶部とを参照し、一画像分のフィルタ係数を、圧縮データの先頭に付与し、一画像分の量子化された変換係数を可変長符号化する可変長符号化部とを設けたことを特徴とする画像データ圧縮装置。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/40
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  G06F 15/66 330 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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