特許
J-GLOBAL ID:200903092968109062

反射防止膜コート方法及びこの反射防止膜コート方法を適用した光学レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三好 秀和 ,  三好 保男 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-309854
公開番号(公開出願番号):特開2004-145003
出願日: 2002年10月24日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】NAが大きい光学レンズに反射防止膜を良好にコートする。【解決手段】NA(開口数)が大きい光学レンズの第1レンズ曲面10aの表面に沿って反射防止膜11を単層でコートする反射防止膜コート方法において、レーザー光Lが反射防止膜11の膜曲面11aに入射する時の最小入射角θminに応じて求まるレーザー光Lの見かけの波長をλ1=λ0/cosθminとし、且つ、レーザー光Lが反射防止膜11の膜曲面11aに入射する時の最大入射角θmaxに応じて求まるレーザー光Lの見かけの波長をλ2=λ0/cosθmaxとした時に、反射防止膜11の膜厚dを設計する時の設計基準波長λを、{(λ1+λ2)/2}×1.1から{(λ1+λ2)/2}×1.75の範囲内に設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
NA(開口数)が大きな光学レンズのレンズ曲面の表面に沿って反射防止膜を単層でコートする反射防止膜コート方法において、 前記反射防止膜の膜厚をd、前記反射防止膜を通過して前記レンズ曲面に入射するレーザー光の波長λ0に対して前記反射防止膜の膜厚設計時の設計基準波長をλ、前記光学レンズの屈折率をNgとし、d=λ/4×Ng-1/2の式を略満たすように前記反射防止膜の膜厚dを設定するにあたって、 前記レーザー光が前記反射防止膜の膜曲面に入射する時の最小入射角θminに応じて求まる該レーザー光の見かけの波長をλ1=λ0/cosθminとし、且つ、前記レーザー光が前記反射防止膜の膜曲面に入射する時の最大入射角θmaxに応じて求まる該レーザー光の見かけの波長をλ2=λ0/cosθmaxとした時に、 前記反射防止膜の膜厚dを設計する時の設計基準波長λを、 {(λ1+λ2)/2}×1.1から{(λ1+λ2)/2}×1.75の範囲内に設定することで前記した式から前記反射防止膜の膜厚dを得ることを特徴とする反射防止膜コート方法。
IPC (1件):
G02B1/11
FI (1件):
G02B1/10 A
Fターム (5件):
2K009AA04 ,  2K009AA06 ,  2K009BB02 ,  2K009BB11 ,  2K009EE00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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