特許
J-GLOBAL ID:200903092968112462

基準発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041206
公開番号(公開出願番号):特開平9-312584
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 移動無線通信における基地局のサービスエリアの制限を受けることなく、周囲温度変化あるいは経年変化の何れがあっても極めて安定した周波数の発信出力が得られる基準発振器を提供する。【解決手段】 受信回路部10は、通信波とは周波数が異なる公共の放送波を受信し、周波数補正値発生回路部20は放送波の周波数と発振回路部40が出力する発振信号Soの周波数とを比較して周波数の補正量を算出し保持回路部30は放送波が受信できないときに周波数補正量を保持し、発振回路部40は周波数補正量に基づいて補正された周波数で発振する。また、受信した通信波を局部発振波に基づいて周波数一定の中間周波信号に変換し、あるいは周波数可変の搬送波を生成する移動体通信装置において、基準発振器は、周波数が局部発振波および搬送波の整数分の一の発振信号Soを出力する。
請求項(抜粋):
所定の周波数帯域内の1つ以上の周波数の通信波を用いて基地局と移動局との間または移動局相互間で通信を行う移動体通信装置において前記通信波の周波数の基準となる基準発振波(So)を発振する基準発振器であって、前記通信波の何れとも周波数が異なる公共の標準周波数電波を受信する受信手段(10)と、前記受信した標準周波数電波の周波数(PS1)と比較対象の信号波の周波数(PS2)とを比較して周波数の補正量(VC0)を算出する周波数補正値算出手段(20)と、前記標準周波数電波が受信できないときに前記周波数補正量を保持する保持手段(30)と、前記周波数補正値算出手段が出力する周波数補正量あるいは保持された周波数補正量に基づいて補正された周波数で発振する発振手段(40)とを具備し、前記発振手段が発振する信号を前記基準発振波として出力するとともに比較対象の信号波として前記周波数補正値算出手段に供給することを特徴とする基準発振器。
IPC (4件):
H04B 1/26 ,  G01S 5/14 ,  H03L 7/00 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 1/26 C ,  G01S 5/14 ,  H03L 7/00 B ,  H04B 7/26 Z

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