特許
J-GLOBAL ID:200903092970996483

データ記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040732
公開番号(公開出願番号):特開平9-213004
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 ヘリカルスキャン型レコーダにおいて逆転再生を可能とし、その場合に最小限のメモリ容量で、高速の再生データを出力可能とする。【解決手段】 所定区間の再生動作で発生したデータがバッファメモリに対して書込まれ、バッファメモリから逆の順序でデータが読出され、逆転再生がなされる。バッファメモリは、複数のバンクに細分化される。そして、データ読出しがなされた分からまた書込むことによって、最小限のメモリで、高速の再生データを出力可能とする。その場合に、バンクに対する管理が必要となり、待ち時間tw を設け、この待ち時間tw によって、次の再生の開始を調整する。また、同一のバンクに対して、書込みと読出しが重ならないように、競合を調整する。
請求項(抜粋):
可変レートの入力データがバッファメモリに書込まれ、上記バッファメモリから読出されたデータを記録再生部により記録媒体上に記録し、上記記録再生部により上記記録媒体から再生されたデータを上記バッファメモリに書込み、上記バッファメモリから出力データを得るようにしたデータ記録再生装置であって、プリロール動作と、シンク動作と、再生動作とを繰り返すことによって、上記記録媒体上のデータの後側のデータから所定部分ずつ再生すると共に、上記再生されたデータを上記バッファメモリに書込み、上記バッファメモリの書込みアドレスまたは読出しアドレスを制御することによって、テープから再生された順序と逆の順序で上記バッファメモリから読出しを行う逆転再生が可能とされ、上記読出しデータのレートよりも上記記録再生部の再生データのレートがより大きいようになされたデータ記録再生装置において、上記バッファメモリを複数のバンクに細分化し、上記再生データを上記複数のバンクに対して書込む場合、書込む予定のバンクが空いている場合には、そこに書込み、空いていない場合、既に読出されたバンクに書込み、さらに、今回の再生で書かれた一番最初の所から順に上書きするように、上記複数のバンクを管理することを特徴とするデータ記録再生装置。

前のページに戻る