特許
J-GLOBAL ID:200903092984825045

交差偏波干渉補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319499
公開番号(公開出願番号):特開平5-211493
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】送信クロック周波数で動作させて最適な補償効果を得る。【構成】クロック再生器34,35は、H偏波側,V偏波側のベースバンド信号D3,D4から送信クロック信号に同期した再生クロック信号C3,C4をそれぞれ生成する。クロック再生器36は、H偏波側に交差干渉したV偏波信号成分を抽出してクロック信号C5を生成する。位相制御回路37は、再生クロック信号C4とクロック信号C5との位相差を検出し、この位相差に応じて再生クロック信号C3を遅延させクロック信号C6として送出する。A-D変換器38は、クロック信号C6に応じてベースバンド信号D4をサンプリングしてディジタル信号に変換し、トランスバーサル・フィルタ40へ送出する。トランスバーサル・フィルタ40は、H偏波側に漏れ込んだV偏波信号成分と同一の周波数特性且つ等振幅の補償信号Sを生成して減算器33へ送出する。
請求項(抜粋):
それぞれの送信クロック信号に同期して互いに直交する偏波により送信された主偏波信号および異偏波信号を受信する際に、異偏波側から主偏波側へ交差干渉した異偏波信号成分を除去する交差偏波干渉補償装置であって、前記主偏波信号を復調して得られた第1のベースバンド信号から前記主偏波信号の送信クロック信号に同期した第1の再生クロック信号を生成する手段と、前記異偏波信号を復調して得られた第2のベースバンド信号から前記異偏波信号の送信クロック信号に同期した第2の再生クロック信号を生成する手段と、前記第1のベースバンド信号から前記交差干渉した異偏波信号成分の送信クロック信号に同期した第3の再生クロック信号を生成する手段と、前記第2および第3の再生クロック信号の位相差を検出しこの位相差に応じて前記第1の再生クロック信号の位相を制御して第4の再生クロック信号として送出する手段と、前記第1の再生クロック信号により前記第1のベースバンド信号をサンプリングして第1のディジタル信号を生成する手段と、前記第4の再生クロック信号により前記第2のベースバンド信号をサンプリングして第2のディジタル信号を生成する手段と、前記第2のディジタル信号を基に前記交差干渉した異偏波信号成分と同一周波数特性且つ等振幅の補償信号を生成するトランスバーサル・フィルタと、このトランスバーサル・フィルタが前記補償信号を生成するに要する時間だけ前記第1のディジタル信号を遅延させる遅延手段と、この遅延手段により遅延された前記第1のディジタル信号と前記補償信号との減算を行って前記交差干渉した異偏波信号成分を除去する手段とを備えることを特徴とする交差偏波干渉補償装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/38

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