特許
J-GLOBAL ID:200903092988736780

鋼管の外面溶融金属メッキ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105201
公開番号(公開出願番号):特開平10-280119
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 溶融金属浴中に浸漬して外面のみにメッキを施す際の内圧上昇による管端キャップの抜けや緩みを防止し、鋼管内部への溶融金属の侵入を防止して効率よく鋼管の外面のみにメッキを施す手段の提供。【解決手段】 鋼管の両開口端部を管端キャップで密閉して溶融金属浴中に浸漬し、鋼管外面のみをメッキする方法において、前記管端キャップを鋼管の内径より小径のストレート筒体部と該筒体部から開口側に向ってラッパ状に形成され、その開口端部にフランジを設けたテーパー筒体部とからなり、かつ前記ストレート筒体部にスプリングバック効果により鋼管内面に圧接する突起を形成した有底筒体で構成し、該管端キャップを管端に嵌合し鋼管開口内端部とテーパー筒体部との接触により鋼管の開口端部を密閉シールするとともに、該管端キャップのストレート筒体部に設けた前記突起をスプリングバック効果により当該鋼管内面に圧接させて挿着した状態で当該鋼管を溶融金属浴中に浸漬する。
請求項(抜粋):
鋼管の両開口端部を管端キャップで密閉して溶融金属浴中に浸漬し、鋼管外面のみをメッキする方法において、前記管端キャップを鋼管の内径より小径のストレート筒体部と該筒体部から開口側に向ってラッパ状に形成され、その開口端部にフランジを設けたテーパー筒体部とからなり、かつ前記ストレート筒体部にスプリングバック効果により鋼管内面に圧接する突起を形成した有底筒体で構成し、該管端キャップを管端に嵌合し鋼管開口内端部とテーパー筒体部との接触により鋼管の開口端部を密閉シールするとともに、該管端キャップのストレート筒体部に設けた前記突起をスプリングバック効果により当該鋼管内面に圧接させて挿着した状態で当該鋼管を溶融金属浴中に浸漬することを特徴とする鋼管の外面溶融金属メッキ方法。

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