特許
J-GLOBAL ID:200903092995907043
グラフト共重合樹脂の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243482
公開番号(公開出願番号):特開平5-078431
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 耐薬品性、耐衝撃性および流動性が良好で、物性バランスの優れた樹脂材料の提供。【構成】 ゴム重合体ラテックス中でシアン化ビニルと芳香族ビニル単量体を重合させて、高ニトリルグラフト共重合体を得る。両単量体の比率、ラテックス中のゴム重合体のゲル含有率、ラテックス中のゴム重合体の粒子径、生成グラフト共重合体中のゴム重合体分率およびグラフト率を特定している。【効果】 上記目的の達成。
請求項(抜粋):
下記の(イ)および(ロ)の要件を充足するゴム重合体のラテックスの存在下に、シアン化ビニル単量体50〜90重量%及び芳香族ビニル単量体10〜50重量%からなる単量体混合物を重合開始剤の作用によって乳化重合させて、下記の(ハ)および(ニ)の条件を充足するグラフト共重合樹脂を得ることを特徴とする、グラフト共重合樹脂の製造法。(イ) ラテックス中のゴム重合体が、ゲル含有率50重量%以上のものであること、(ロ) ラテックス中のゴム重合体が、重量平均粒子径0.05〜0.50μmのものであること、(ハ) このグラフト共重合樹脂中のゴム重合体分率Rが、0.10〜0.60のものであること。(ニ) このグラフト共重合樹脂を常温アセトニトリル抽出に付したときの不溶分が、下式(1)および(2)を充足する量であること。〔ここで、記号は下記の意味を持つ。x:グラフト共重合樹脂サンプルの重量、y:xのうち、常温アセトニトリル不溶分の重量、R:グラフト共重合樹脂中のゴム質重合体分率、Gr:グラフト率%〕
IPC (2件):
C08F279/04 MQP
, C08F 2/22 MBQ
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