特許
J-GLOBAL ID:200903092997829198

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014839
公開番号(公開出願番号):特開平6-229295
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 良好な制御の追従性を有すると共に、酸素センサ出力にノイズが重畳しても安定した制御を続行できる内燃機関の空燃比制御装置を提供する。【構成】 今回処理時に検出した酸素センサ出力電圧Voxn と前回処理時の出力電圧Voxn-1 との変化量△Voxが、所定値を上回ったとき(S123:NO)、Voxにノイズが重畳したと判断し、Voxn をVoxn-1 の値に補正する(S127)。このため、ノイズの影響を除去することができる。次に、補正後のVoxn に基づき、Voxの増減に応じて増減する標準空気過剰率λ1を算出する(S125)。このλ1より制御用空気過剰率を算出し、その制御用空気過剰率の目標値との偏差に基づいて空燃比制御を実行する。このため追従性がよい。
請求項(抜粋):
理論空燃比近傍で出力が急変する酸素センサと、該酸素センサ出力と、上記酸素センサ出力の増減に応じて増減する制御用空燃比との対応関係を規定する関係補正特性を記憶した関係補正特性記憶手段と、該記憶された関係補正特性に従って、上記酸素センサ出力に対応する制御用空燃比を算出する制御用空燃比算出手段と、該算出された制御用空燃比と目標空燃比との偏差を算出する空燃比偏差算出手段と、該算出された制御用空燃比と目標空燃比との偏差に基づいて、内燃機関の空燃比フィードバック制御を実行するコントローラと、を備えた内燃機関の空燃比制御装置において、上記酸素センサ出力の所定時間当りの変化量が所定量より大きいとき上記酸素センサ出力の異常を判定するセンサ異常判定手段と、該センサ異常判定手段によって上記酸素センサ出力の異常が判定されたとき、上記酸素センサ出力を補正するセンサ出力補正手段と、を設け、上記酸素センサ出力の異常が判定されたときには、上記制御用空燃比算出手段が、上記補正された酸素センサ出力に対応する制御用空燃比を算出することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/22 305 ,  F02D 45/00 370

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