特許
J-GLOBAL ID:200903092999589585
顔領域抽出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246540
公開番号(公開出願番号):特開平9-091429
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 人物画像から顔領域を抽出する際、低計算コストで、背景部分に起因する抽出誤りを回避し、顔画像が探索用辞書画像と大きく異なる場合や、正面顔の以外の場合等にも性能良く顔領域を抽出できる方法を提供する。【解決手段】 人物顔領域と背景画像との差分画像情報に基づき探索領域を予め限定し、さらには、ブロック画像データを生成する際のブロックサイズの可変範囲を限定することにより、顔領域探索の計算コストを大幅に削減する。また、探索領域中での照合領域のブロック画像データを生成する際に、ブロックサイズの縦横のサイズを独立に変化させることにより、目・鼻・口といった個人間の顔部品間の位置が辞書画像データの顔と大きく異なる顔に対して、その差異を吸収する。さらに、数種類の異なる方向の顔画像によって作成した数種類の辞書画像を用いることにより、正面顔以外の顔画像の抽出を可能にする。
請求項(抜粋):
人物画像から顔領域を抽出する方法であって、顔領域を含む画像と既に取り込まれている背景画像との差分値から得られる差分画像情報を横軸と縦軸の各軸上に射影し、該各軸上で得られる差分値のヒストグラムの変動情報を解析して顔領域のおおよその大きさと位置を算出し、該大きさと位置から顔領域の探索領域を決定する段階と、前記探索領域を決定する段階で得られた顔領域のおおよその大きさに基づき前記探索領域中での顔領域の照合領域を複数個のブロックに分割し、各々のブロックごとの濃度平均値をそのブロックの代表値として照合領域のブロック画像データを生成する段階と、前記照合領域のブロック画像データを生成する段階で生成された照合領域のブロック画像データと予め取り込んだ顔画像をブロック画像データに変換した辞書画像データとの間で相関を求め、該相関が最も高い照合領域を前記探索領域中から探索して、該相関が最も高い照合領域を顔領域として抽出する段階と、を有することを特徴とする顔領域抽出方法。
FI (2件):
G06F 15/70 455 B
, G06F 15/62 465 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
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画像検索装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-324258
出願人:日本電信電話株式会社
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