特許
J-GLOBAL ID:200903093002326322

内燃機関のクランク角判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023648
公開番号(公開出願番号):特開平8-218932
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の個体差や経時変化による影響を受けることなく内燃機関のクランク角を正確に判別すること。【構成】 内燃機関のクランク角の基準位置を判別するための判別基準値におけるゲインKa,Kb が360°CAからなる所定区間内のパルス間隔比Tn /Tn-1 の最大値Kmax または最小値Kmin に所定値KOFFa,KOFFbを加減算して設定される。このゲインKa,Kb に基づいて判別基準値が変更され、クランク軸センサで発生されるパルス信号のパルス間隔とに基づいてクランク角の基準位置が判別される。このように、判別基準値が常に更新されることで内燃機関の個体差や経時変化による影響が回避でき、常に最適な判別基準値が設定される。これにより、内燃機関は良好な始動性及びドライバビリティ(Drivability)を確保することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して回転する回転軸に取付けられ円周上に等ピッチ間隔に配列された歯部と、前記歯部の少なくとも一部に不等間隔部からなる基準位置を形成する基準部とを備えるクランク角検出円板と、前記クランク角検出円板の前記歯部に対向して配設され、前記歯部によるパルス信号を発生するパルス信号発生手段と、所定区間内で前記パルス信号発生手段で発生された隣接する前記パルス信号による今回のパルス間隔と前回のパルス間隔との比であるパルス間隔比に応じて前記基準位置を判別するための判別基準値を変更する基準値変更手段と、前記基準値変更手段で変更された前記判別基準値と前記パルス信号発生手段による前記パルス間隔とに基づいて前記基準位置を判別するクランク角判別手段とを具備することを特徴とする内燃機関のクランク角判別装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 362 ,  G01D 5/245 ,  G01D 5/245 102 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F02D 45/00 362 C ,  G01D 5/245 V ,  G01D 5/245 102 U ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-277662
  • 特開昭61-025017
  • 特開昭59-168317
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