特許
J-GLOBAL ID:200903093003655311

高周波用低損失誘電体材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337498
公開番号(公開出願番号):特開平9-175854
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】従来から用いられている高周波用の低損失の誘電材料は、強度は室温でせいぜい100MPa程度であり、電子部品としての信頼性に欠けるものであった。【構成】周期律表第3a族元素酸化物(RE2 O3 )と二酸化珪素(SiO2 )から成り、前記二酸化珪素(SiO2 )に対する前記周期律表第3a族元素酸化物(RE2 O3 )のモル比が0.4〜1.2の組成となる成形体を、酸化性あるいは非酸化性雰囲気中、1100〜1850°Cの温度で焼成して、少なくとも周期律表第3a族元素(RE)と、珪素(Si)を含む複合酸化物からなり、主相がダイシリケート(RE2 Si2 O7 )、モノシリケート(RE2 SiO5 )のうちの少なくとも1種からなり、前記珪素の二酸化珪素(SiO2 )換算量に対する前記周期律表第3a族元素の酸化物換算量(RE2 O3 )のモル比(RE2O3 /SiO2 )が0.4〜1.2であり、且つ10GHzにおける誘電損失が5×10-4以下の高強度の高周波用低損失誘電体材料を得る。
請求項(抜粋):
少なくとも周期律表第3a族元素(RE)と、珪素(Si)を含む複合酸化物からなり、主相がダイシリケート(RE2 Si2 O7 )、モノシリケート(RE2 SiO5 )のうちの少なくとも1種からなり、前記珪素の二酸化珪素(SiO2 )換算量に対する前記周期律表第3a族元素の酸化物換算量(RE2 O3 )のモル比が0.4〜1.2であり、且つ10GHzにおける誘電損失が5×10-4以下であることを特徴とする高周波用低損失誘電体材料。
IPC (4件):
C04B 35/16 ,  C04B 35/50 ,  H01B 3/12 309 ,  H01P 7/10
FI (4件):
C04B 35/16 Z ,  C04B 35/50 ,  H01B 3/12 309 ,  H01P 7/10
引用特許:
出願人引用 (2件)

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