プロトン導電性物質

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：滝田清暉 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-376772
公開番号（公開出願番号）：特開2002-184427
出願日： 2000年12月12日
公開日（公表日）： 2002年06月28日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】この発明は燃料電池の高分子固体電解質等に用いることができるプロトン導電性物質に関する。従来のフッ化炭化水素系高分子電解質材料は、低湿度雰囲気あるいは100°C以上の高温ではプロトン導電率が著しく低下すること、メタノール等の燃料の透過性すなわちクロスオーバーの抑制が困難であること、極めて高価であることなどの多くの欠点を有している。【解決手段】本発明者らは、プロトン導電性物質がホウ素含有部分を持つことにより、スルホン酸基含有部分のスルホン酸の解離性が促進され、その結果プロトン導電性が向上することを見出して、本発明を完成させた。また、本発明は、これらのプロトン導電性物質及び酸性条件で安定な高分子から成るプロトン導電性物質、このプロトン導電性物質から成る厚さが10〜500μmの膜、及びこの膜を燃料電極及び酸化剤電極の間に挟持して構成される燃料電池である。

請求項（抜粋）：

次式(SiR1xO(4-x)/2)a(BO3/2)b(SiR2yO(4-y)/2)cで表されるプロトン導電性物質(式中、R1は-X-SO3Hを表し(式中、Xは炭素数が2〜18の二価の炭化水素基を表す。)、R2は炭素数が1〜18の一価の炭化水素基を表し、xは0より大きく2以下、yは0以上2以下、a及びbはa+bに対してそれぞれ10%以上90%以下であり、cはa+b+cに対して0%以上80%以下である。)。

IPC (6件)：

H01M 8/02 , C08G 77/56 , C08J 5/18 CFH , C08L 83/14 , C08L101/00 , H01M 8/10

FI (6件)：

H01M 8/02 P , C08G 77/56 , C08J 5/18 CFH , C08L 83/14 , C08L101/00 , H01M 8/10

Fターム (39件)：

4F071AA01 , 4F071AA12X , 4F071AA22 , 4F071AA22X , 4F071AA26 , 4F071AA51 , 4F071AA67 , 4F071AA68 , 4F071AA75 , 4F071AA78 , 4F071AB25 , 4F071AH15 , 4F071BC01 , 4F071BC12 , 4J002BB00X , 4J002BC03X , 4J002BC12X , 4J002BD14X , 4J002BP01X , 4J002CH02X , 4J002CP03X , 4J002CP19W , 4J002DH026 , 4J002FB07W , 4J002GQ00 , 4J002GQ02 , 4J035BA02 , 4J035BA04 , 4J035BA12 , 4J035BA14 , 4J035CA01N , 4J035CA261 , 4J035HA04 , 4J035LA03 , 4J035LB20 , 5H026AA06 , 5H026CX04 , 5H026EE18 , 5H026HH03

引用特許：

出願人引用 (1件)

イオン導電性高分子およびイオン導電体
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-375060 出願人：トヨタ自動車株式会社, 株式会社コンポン研究所

審査官引用 (1件)

イオン導電性高分子およびイオン導電体
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-375060 出願人：トヨタ自動車株式会社, 株式会社コンポン研究所

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