特許
J-GLOBAL ID:200903093013291750

階層キヤツシユ・メモリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180445
公開番号(公開出願番号):特開平5-002534
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】本発明は、無効化のためのバス・トランザクションのうち本来不要なものの発生を抑えるようにしたものである。【構成】セカンド・キャッシュ4のキャッシュ・ブロック毎に、そのデータが他のセカンド・キャッシュ4と共有されず、キュシュ・バス3で接続されるファースト・キャッシュ2にそのキャッシュ・ブロックのオーナーシップを持つものが存在しないことを表す情報を格納し、ファースト・キャッシュ2からのデータリードまたはライトのデータのコピー要求、他のクラスタのキャッシュ・メモリ内のデータ無効化の要求があると、セカンド・キャッシュ4のキャッシュ・ブロックの情報を判断し、他のセカンド・キャッシュ4に対してリードまたはライトのデータのコピー要求またはデータの無効化のための要求を送出することなくデータのコピー要求元のファースト・キャッシュ2に対して応答を返すようにしている。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサにそれぞれ設けられた第1のキャッシュ・メモリ、これらの第1のキャッシュ・メモリを所定個数の単位で相互に接続するキャッシュ・バス、これらキャッシュ・バスにそれぞれ設けられた第2のキャッシュ・メモリ、これら第2のキャッシュ・メモリを相互に接続するメモリ・バス、このメモリ・バスに接続されたメイン・メモリとを具備した階層キャッシュ・メモリ装置において、前記第2のキャッシュ・メモリのキャッシュ・ブロックごとに、少なくともそのデータが他の第2のキャッシュ・メモリと共有されておらず、かつ、前記第2のキャッシュ・メモリと前記キュッシュ・バスで接続されている前記第1のキャッシュ・メモリ中に更新による当該第2のキャッシュ・メモリ内のデータよりも最新の値を持つものがない状態を表す情報を格納可能にし、前記第1のキャッシュ・メモリから前記第2のキャッシュ・メモリに対してデータのリードまたはライトのデータのコピーの要求または他のクラスタのキャッシュ・メモリ内のデータの無効化のための要求が生じると、前記第2のキャッシュ・メモリのキャッシュ・ブロックに格納された情報に基づいた状態を判断し、該状態を満足するものである場合、他の第2のキャッシュ・メモリに対してリードまたはライトのためのデータのコピー要求またはデータの無効化のための要求を送出することなく前記データのコピー要求元の第1のキャッシュ・メモリに対して応答を返すようにしたことを特徴とする階層キャッシュ・メモリ装置。
IPC (2件):
G06F 12/08 310 ,  G06F 12/08

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