特許
J-GLOBAL ID:200903093015824399

建設機械のエンジン回転数制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-180912
公開番号(公開出願番号):特開平8-021269
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 従来技術のオートデセル制御では、操作レバーをすべて中立位置に戻した状態でオートデセルを選択した場合でも予め定められた遅延時間を経過しないと、エンジン回転は低速回転数に落ちない。したがって運転者が低速作動を急ぐ場合でも低速落しが遅く、また操作レバーのすべてを中立位置に戻す頻度が多い作業の場合でも、エンジン騒音の低減や燃費の節減が困難であった。これを解決する。【構成】 本発明の建設機械のエンジン回転数制御方法では、操作レバーがすべて中立状態の場合に選択スイッチに操作動作を加えた時のみ、その時点から予め定められた遅延時間より短時間のうちに、上記コントローラよりエンジンのガバナに対して低速回転数運転指令信号を出力するようにした。
請求項(抜粋):
エンジンと、そのエンジンにより動かされる油圧ポンプと、その油圧ポンプからの圧油により作動する複数のアクチュエータと、上記エンジンの回転数を設定するスロットルレバーと、上記アクチュエータの作動を制御する作動制御機器と、上記アクチュエータに対応して設けられかつ上記作動制御機器を操作して上記アクチュエータの作動を指令する複数の操作レバーを有し、その複数の操作レバーの少なくとも一つが作動状態になったとき、上記エンジンの回転数を上記スロットルレバーにより設定された設定回転数とする設定回転数運転を指令し、その設定回転数運転指令がなされている状態で上記操作レバーのすべてが中立状態となった時点から予め定められた遅延時間を経過したとき、上記エンジンの回転数を上記設定回転数より小さい低速回転数とする低速回転数運転を行うようにするエンジン回転数制御方法において、上記低速回転数運転指令と設定回転数運転指令を選択設定する選択スイッチの操作信号をコントローラに入力するようにし、上記操作レバーがすべて中立状態の場合に選択スイッチに操作動作を加えた時のみ、その時点から予め定められた遅延時間より短時間のうちに、上記コントローラよりエンジンのガバナに対して低速回転数運転指令信号を出力することを特徴とする建設機械のエンジン回転数制御方法。
IPC (3件):
F02D 29/04 ,  E02F 9/20 ,  F15B 11/00

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