特許
J-GLOBAL ID:200903093018636755

光学ヘッド及び該光学ヘッドを用いた光学的記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277817
公開番号(公開出願番号):特開平9-120571
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ポリカーボネイト基板を用いた光ディスクの光学的記録再生を行う従来装置は、基板の光学異方性により光スポットの非点収差が許容量を越え、焦点位置ずれによる再生信号及びスポット位置制御信号の特性が大きく変化する可能性があった。【解決手段】 直線偏光光線を発生する半導体レーザ37と、この直線偏光光線を平行光にするコリメートレンズ43と、該直線偏光光線を反射する反射プリズム47と、該プリズム47により照射された光線を光ディスク31に照射する対物レンズ49とを含み、反射プリズム47を用いて対物レンズ49に照射する光線を該光線の偏光方向と垂直方向に所定角度θ傾けることにより、対物レンズ49より出射した光に偏光方向と垂直方向の補正用の非点収差を発生させ、光ディスク31の基板48aの持つ非点収差を相殺するもの。
請求項(抜粋):
直線偏光方向を持つ光線を発生する光源と、該光源から発生した光線を平行光線に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズを介した光線を光学的情報記録媒体に出射する対物レンズとを備え、前記光線を、光学的情報記録媒体の光学的異方性による非点収差を持つ透過基板を介して記録膜に照射することにより情報の記録再生を行う光学ヘッドにおいて、前記対物レンズから出射する光線に、透過基板の非点収差を相殺する補正用の非点収差をもたせたことを特徴とする光学ヘッド。

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