特許
J-GLOBAL ID:200903093019222563

画像処理装置及びその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土井 健二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140260
公開番号(公開出願番号):特開平9-319892
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】隣接するポリゴンのエッジ部分をより自然に表示することができる画像処理方法と装置の提供。【解決手段】複数のポリゴンについて、少なくとも表示画面内の二次元座標上の位置データ及び表示画面内の奥行きを示すZ値データとを有するポリゴンデータを生成する工程と、ポリゴンデータにもとづいて、隣接しあい且つ連続する面を有するポリゴン間の境界線を検出する工程と、境界線近傍のピクセルに対するアンチエイリアシング処理を適宜行わないで画像データを生成する工程と、その境界線以外のエッジ部分のピクセルには、アンチエイリアシング処理を行って画像データを生成する工程と、その画像データをピクセル単位でフレームバッファメモリ記憶する工程とを有する画像処理方法とその装置。
請求項(抜粋):
ポリゴンデータから表示画面上のピクセルに対応する表示用の画像データを生成して表示用のフレームバッファメモリに書き込む画像処理装置において、ポリゴンを画定する複数の点について、少なくとも表示画面内の二次元座標上の位置データ及び表示画面内の奥行きを示すZ値データを有するポリゴンデータを生成する第一の処理部と、該第一の処理部が生成したポリゴンデータから、該表示画面内における当該ポリゴン内の複数のピクセルについて、少なくとも前記Z値データ、該ポリゴンの辺縁部上に位置するか否かを示す辺縁識別データ及び前記画像データとを生成する第二の処理部と、表示画面内の最も前面に位置するポリゴンのピクセルについての該Z値データ及び辺縁部データが前記第二の処理部によりピクセル毎に書き込まれるデプスバッファメモリとを有し、前記第二の処理部は、更に、処理中のピクセルのZ値データ及び辺縁識別データと該処理中のピクセルに対応する前記デプスバッファメモリ内のピクセルのZ値データ及び辺縁識別データとを比較し、両者が一致する場合、処理中のピクセルに対するアンチエイリアス処理を行なわずに、該ピクセルの画像データを前記フレームバッファメモリに書き込むことを特徴とする画像処理装置。

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