特許
J-GLOBAL ID:200903093028438323
電圧制御発振器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022852
公開番号(公開出願番号):特開平9-214299
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 差動アンプを用いたリングオシレータの信号振幅のテイルカレントへの依存性を除いて一定値に保ち、広い範囲に渡って直線的に発振周波数を変化させることのできる電圧制御発振器を提供する。【解決手段】 遅延素子(14 〜17) の負荷抵抗部を2つの部分(P21,N24) で構成し、一方をテイルカレント(I0)の変化に応じて流れる差動出力電流を変化させる(抵抗)部分(P21) 、他方を遅延素子の出力端子の振幅を固定する部分(N24) とする。前者の部分(P21) の電流を変化させるための制御電圧(Vc)を、遅延素子の負荷抵抗部のうち遅延素子の出力端子の振幅を固定する部分(N24) を除いたと等価な遅延素子のレプリカ回路(13)と、遅延素子の出力端子の振幅を決定する参照電圧(Vref)と、レプリカ回路の出力電圧と参照電圧とを等しくするための制御回路によって生成する。
請求項(抜粋):
複数の差動増幅回路の各々が電圧制御される可変な抵抗を含む負荷抵抗部を有して帰還ループを形成し、各々の電流源の出力電流を供給される制御電圧に応じて設定することにより発振周波数を定めるようにした、リングオシレータと、前記負荷抵抗部を有する差動増幅回路と同等の回路構成を有するレプリカ回路と、供給される発振振幅を設定するための基準電圧に前記レプリカ回路の出力電圧を一致させる負荷抵抗制御電圧を発生し、これを前記レプリカ回路及び各差動増幅器の負荷抵抗部に供給する制御回路と、を備える電圧制御発振器であって、前記差動増幅回路の負荷抵抗部は、電源と出力端子間に設けられて、前記負荷抵抗制御電圧に応じて抵抗値を変化する第1の可変抵抗素子と、前記出力端子のレベルを所定値にクランプするクランプ回路と、を有し、前記レプリカ回路の負荷抵抗部は、電源と出力端子間に設けられて、前記負荷抵抗制御電圧に応じて抵抗値を変化する第2の可変抵抗素子を有し、同一の前記負荷抵抗制御電圧の供給下において、前記第1の可変抵抗素子は、前記第2の可変抵抗素子よりも大きい抵抗値になるように形成される、ことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (3件):
H03K 3/354
, H03F 3/45
, H03K 3/03
FI (3件):
H03K 3/354 B
, H03F 3/45 Z
, H03K 3/03
前のページに戻る