特許
J-GLOBAL ID:200903093036590703

一連のパルスを含む光信号の同期を光学的に回復する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303165
公開番号(公開出願番号):特開平9-222625
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル光信号の同期を光学的に回復する【解決手段】 予め定めたライン信号の一部をタップオフしてこれを連続的なポンピング放射と共に非線形導波路を含む共振キャビティへ入力する。ポンピング波長の値は、非線形導波路内に4波混合作用を生じるようにライン信号パルスの波長と関連付けられる。非線形導波路の伝播時に、クローン信号がFWM作用により生成され、この作用がクローン波長のライン信号のパルス列を複写する。ライン信号の入力時に、その各パルスが正確にキャビティ内に循環するクローン信号のパルスとなるように共振キャビティの長さを調整することにより、クローン信号を共振キャビティ内に循環させることができ、そのパルス列が求める光クロック信号を表わす。
請求項(抜粋):
同じ反復周波数を持つパルス列を含む光クロック信号を構成することによりプリセットされたパルス反復周波数で光ファイバを通過するディジタル・パルス列を含む光回線ディジタル信号の同期を光学的に回復する方法において、ライン信号の予め定めた部分をタップオフするステップと、非線形導波路を含む共振キャビティに対して前記ライン信号部分を入力するステップと、前記タップオフされたライン信号部分を、予め定めた電力と、予め定めたポンピング波長とを有する連続的なポンピング放射と結合し、該ポンピング波長の値はポンピング波長により非線形導波路内に4波混合(FWM)効果を生じるようにライン信号パルスの波長と関連しているステップと、前記タップオフされたライン信号部分とポンピング放射とを前記非線形導波路内に通過させて、FWM効果によりクローン波長でライン信号のパルス列を複写するクローン信号を生じるステップと、前記ライン信号部分とポンピング放射とクローン信号との集合を濾波して該クローン信号のみを通過させるステップと、前記クローン信号を前記共振キャビティ内部に循環させるステップと、前記ライン信号が共振キャビティへ入力されると同時に該ライン信号の各パルスが正確に前記キャビティ内に循環させられるクローン信号のパルスになるように、前記共振キャビティの長さを調整するステップと、前記クローン信号の一部を、求められている前記クロック信号を表わすクローン信号のパルス列で共振キャビティからタップオフするステップと、を含む方法。
IPC (3件):
G02F 2/00 ,  G02F 1/35 ,  H04B 10/00
FI (3件):
G02F 2/00 ,  G02F 1/35 ,  H04B 9/00 B

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