特許
J-GLOBAL ID:200903093041343102

脂環式モノケトン類の製造方法および脂環式ジケトン類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227823
公開番号(公開出願番号):特開平11-158108
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の脂環式モノケトン類の製造方法は、ヒ ゙スフェノールA等の置換ビスフェノール類の水素化を、担体に担持させたアルカリ金属含有パラジウム触媒の存在下に、溶媒中で行なうことにより、2-(4-オキソシクロヘキシル)-2-(4-ヒト ゙ロキシシクロヘキシル)フ ゚ロハ ゚ン等の脂環式モノケトン類を得ることを特徴としている。また、本発明の脂環式ジケトン類の製造方法は、ヒ ゙スフェノールA、ヒ ゙フェノール等の置換ビスフェノール類の水素化を、担体に担持させたアルカリ金属含有パラジウム触媒の存在下に、溶媒中で行なうことにより、2,2-ヒ ゙ス(4-オキソシクロヘキシル)フ ゚ロハ ゚ン、4,4'-ヒ ゙シクロヘキサノン等の脂環式ジケトン類を得ることを特徴としている。【効果】本発明によれば、反応工程が、比較的マイルドな条件下で置換ビフェノール類の水素化反応を行なう1段階であるので、簡単な工程で脂環式モノケトン類または脂環式ジケトン類が高収率で得られる。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]【化1】[式中、Xは単結合、-CH2- 、-C(CH3)2-、-O-または-SO2-であり、R1 、R2 は、それぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜6のアルキル基であり、mおよびnは、それぞれ0〜2の整数であり、同一または異なる整数である]で表わされる置換ビスフェノール類の水素化を、担体に担持させたアルカリ金属含有パラジウム触媒の存在下に、溶媒中で行なうことにより、下記一般式[II]【化2】[式中、X、R1 、R2 、mおよびnは、それぞれ上記一般式[I]のX、R1、R2 、m、nと同義である]で表わされる脂環式モノケトン類を得ることを特徴とする脂環式モノケトン類の製造方法。
IPC (8件):
C07C 49/417 ,  B01J 23/58 ,  C07C 45/37 ,  C07C 45/62 ,  C07C 49/747 ,  C07C315/04 ,  C07C317/24 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 49/417 ,  B01J 23/58 X ,  C07C 45/37 ,  C07C 45/62 ,  C07C 49/747 B ,  C07C315/04 ,  C07C317/24 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)

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