特許
J-GLOBAL ID:200903093041608343

道路トンネル換気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-232889
公開番号(公開出願番号):特開2003-003799
出願日: 2001年06月26日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】この発明は坑口集中排気トンネルにおいてトンネル出口部の風速変動に伴う汚染空気の坑口漏れ出し量を抑制する換気制御装置に関するものである。【解決手段】この問題を解決するために本発明ではトンネルを通過する交通量の短時間の変動を交通量センサ(3)の計測値から予測し、これから交通換気力の変動を予測し、この交通換気力の変動をジェットファン(1)の運転台数を変化させることによるジェットファン換気力の変動で調整し、トンネル内の縦流風速の変動を小さく抑制する。これにより交通量の短時間の変動にかかわらずトンネル内縦流風速は安定させることができる。このような状況下で風速計(5)によって計測される坑口からの吸込み風速は集中排気ファン(2)の調節(風速フィードバック制御)により設定風速の近傍に容易に維持することができる。
請求項(抜粋):
トンネル内にジェットファンを設置し、さらに汚染空気を排気ファンによって坑口集中排気坑からトンネル外に排出する集中排気縦流換気方式を採用する道路トンネルにおいて、トンネルを通過する車両台数を計測する交通量センサおよびトンネル内の風速を計測する風速センサを設置し、これらのセンサの出力を換気制御装置に入力し、その換気制御装置の内部に30分〜60分程度の比較的長期の交通量を予測する手段をもうけ、この交通量による汚染物質の排出量および交通換気力を推定する手段をもうけ別途設定される基準汚染濃度および坑口からの吸い込み基準風速を保持するための、ジェットファンの運転台数および排気ファンの風量を決定する手段を有し、さらに交通量センサの計測値を利用して1分〜15分程度の比較的短期の交通量を予測する手段をもうけ、この短期交通量予測値と長期交通量予測値の差異に基づく交通換気力の変化分に相当するジェットファンの台数を演算してジェットファンの運転台数を調整する交通量フィードフォワード制御と風速センサの計測値を利用して排気ファンの風量により吸い込み基準風速を保持する風速フィードバック制御とを組み合わせることを特徴とする換気制御装置。
IPC (3件):
E21F 1/00 ,  F24F 7/06 ,  F24F 11/02
FI (3件):
E21F 1/00 A ,  F24F 7/06 F ,  F24F 11/02 H
Fターム (6件):
3L058BD02 ,  3L058BE08 ,  3L058BG04 ,  3L060AA05 ,  3L060CC13 ,  3L060DD03

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