特許
J-GLOBAL ID:200903093041610011

原子吸光分光光度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181377
公開番号(公開出願番号):特開平10-010043
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 モノクロメータの減速機構の角度伝達誤差を補償する。【解決手段】 目的元素のホロカソードランプを点灯し(S3)、ROMに予め格納されている波長対駆動パルス数のデータに基づき(S4)、目的元素の共鳴線の波長近傍にて波長走査を行なう(S5)。画面に表示された波長走査時のスペクトルを見ながら、測定者は共鳴線のピークを指示する(S8)。このピーク位置に対応する駆動パルス数が、角度伝達誤差を考慮した、共鳴線の波長に対応する値であるから、これをEEPROMに記憶する(S10)。実際の試料測定時にはEEPROMに格納した波長対駆動パルス数のデータに基づき、パルスモータを駆動して回折格子を所定角度に合わせる。
請求項(抜粋):
光源からの光を原子化した試料中に通過させた後、波長分散素子により所定波長の単色光を取り出し光検出器へ送ることにより試料の分析を行なう原子吸光分光光度計において、a)波長分散素子の角度を変化させる駆動手段と、b)波長分散素子から得られる単色光の波長と前記駆動手段の制御量との対応関係を予め記憶しておくための第1記憶手段と、c)試料の分析に先立って、目的元素の光源を用い、該元素のピーク波長の近傍の所定範囲を走査するべく前記第1記憶手段による制御量に基づき前記駆動手段を制御する制御手段と、d)波長走査時に光検出器にて測定した光強度分布を表示する表示手段と、e)該光強度分布の中で目的元素のピーク位置を測定者が指示するための指示手段と、f)指示されたピーク位置における制御量を目的元素のピーク波長に対応付けて記憶する第2記憶手段と、を備えることを特徴とする原子吸光分光光度計。
IPC (2件):
G01N 21/31 ,  G01J 3/42
FI (2件):
G01N 21/31 A ,  G01J 3/42
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭58-045525
  • 特開平3-031745
  • 特開昭54-143686
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-045525
  • 特開平3-031745
  • 特開昭54-143686

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