特許
J-GLOBAL ID:200903093043910756
二重反転式ポッドプロペラ船
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
飯沼 義彦
, 唐沢 勇吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-186890
公開番号(公開出願番号):特開2006-007937
出願日: 2004年06月24日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 本発明は、航行中に船尾に沿う流れが後方へ斜め上方に向かう点に着目して、前後に対をなすポッドプロペラで構成する二重反転プロペラのプロペラ軸線を上記流れの方向に合わせることにより、十分な推進効率が得られるようにし、しかも船尾における各プロペラの駆動手段をすべてディーゼル機関よりも小型のモーター(電動機)にしたことにより、船尾部における船内スペースの有効利用を図れるようにした二重反転式ポッドプロペラ船を提供することを課題とする。【解決手段】 船尾において、第1ポッドプロペラ1の後端の第1プロペラ5と第2ポッドプロペラ8の前端の第2プロペラ6とが二重反転プロペラを構成しており、第1ポッドプロペラ1の前端はスケグ4に横軸3で枢着されて、油圧シリンダ2aにより傾動調節可能に設けられ、第2ポッドプロペラ8については、トルクヒンジ10による傾動と、舵取機構9による鉛直軸線まわりの回動と、昇降機構11による昇降とが、船速および喫水の変化に応じて行われる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
船尾部において、水面下のスケグに装着され後端に第1プロペラを有する第1ポッドプロペラと、上記第1プロペラに対向して二重反転プロペラを構成する第2プロペラを前端に備えた第2ポッドプロペラとが設けられるとともに、上記第2ポッドプロペラを鉛直軸線を中心として回動させる舵取機構が設けられており、上記第1プロペラのプロペラ軸が後方へ上向きに傾斜して設けられていることを特徴とする、二重反転式ポッドプロペラ船。
IPC (2件):
FI (2件):
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