特許

J-GLOBAL ID：200903093044055345

アルミニウム製品の製造方法

発明者： 田 中 徹 ,  田 代 政 巳 ,  工 藤 勝 弘
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 的場 基憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-002553
公開番号（公開出願番号）：特開2001-198659
出願日： 2000年01月11日
公開日（公表日）： 2001年07月24日
要約：

【要約】【課題】 高強度で且つ展延性に優れたアルミニウム製品を製造するに際し、従来では、ダイカスト法の利点を活かしつつ製品の展延性を得ることや製品の薄肉化を図ることが困難であった。【解決手段】 重量%でSi:9.5〜11.5%、Mg:0.3〜0.5%、Cu:0.1%以下、Fe:0.15%以下を含み、残部がアルミニウムおよび不可避的不純物から成るアルミニウム合金を用い、ダイカスト用金型のキャビティ内の圧力を50hPa以下にしてダイカスト成形することで、酸化膜の生成やガス欠陥を防止してその後の熱処理を可能にすると共に、良好な湯流れ性を確保して製品の薄肉化を可能にし、その後、成形体に展延性を付与する熱処理を行うことで高強度で且つ展延性に優れた薄肉のアルミニウム製品を効率良く製造することを可能にした。

請求項（抜粋）：

重量%でSi:9.5〜11.5%、Mg:0.3〜0.5%、Cu:0.1%以下、Fe:0.15%以下を含み、残部がアルミニウムおよび不可避的不純物から成るアルミニウム合金を用い、ダイカスト用金型のキャビティ内の圧力を50hPa以下にしてダイカスト成形し、その成形体に展延性を付与する熱処理を行うことを特徴とするアルミニウム製品の製造方法。

IPC (4件)：

B22D 17/14 ,  B22D 17/20 ,  B22D 21/04 ,  C22C 21/02

FI (5件)：

B22D 17/14 ,  B22D 17/20 F ,  B22D 17/20 H ,  B22D 21/04 ,  C22C 21/02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ダイカスト合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-168196   出願人：アルミニウムラインフェルデンゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツウンク
• 射出スリーブの断熱潤滑方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-171932   出願人：リョービ株式会社