特許

J-GLOBAL ID：200903093048972172

床暖房システム

発明者： 横山 武 ,  吉田 豊
出願人/特許権者： 東京瓦斯株式会社
代理人 (1件)： 渡部 温
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-364389
公開番号（公開出願番号）：特開平11-182866
出願日： 1997年12月19日
公開日（公表日）： 1999年07月06日
要約：

【要約】【課題】 床暖房の温度の応答性に優れ、ガスエンジンの発停頻度を低く抑制するべく改良を加えたGHPを熱源とする床暖房システムを提供する。【解決手段】 本発明の床暖房システム1は、複数室の床暖房を個別に制御するため、温水供給系統に弁を設け、この弁の開弁時間と出湯温度(高温・低温の2段階)とを組み合わせて制御する。1室のみを暖房する場合は送水ポンプ21を運転する。温度が1室でも目標値より低い場合にはガスエンジン102の出力を上げて床暖房循環水の温度を高温とし、かつ低温室には床暖房パネルへの送水バルブを長時間開とし、高温室には床暖房パネルへの送水バルブを短時間開とする。温度センサの温度が全室で基準値より高い場合にはガスエンジンの出力を下げて床暖房循環水の温度を低温とする。

請求項（抜粋）：

ガスエンジンと、このガスエンジンによって駆動される圧縮機を有するヒートサイクルと、ガスエンジンの冷却水と床暖房循環水とを熱交換する床暖房熱交換器と、床暖房循環水を循環させる送水ポンプと、複数の室に配置された複数の床暖房パネルと、床暖房循環水を各床暖房パネルに送る配管中に配置されたバルブと、各室内温度を検出する温度センサと、各機器を制御する制御部と、各室の床暖房運転を使用者が指令する操作部と、を具備する床暖房システムであって;上記制御部の指令より、1室でも床暖房運転指令が操作部に出されている場合は送水ポンプを運転し、上記温度センサの温度が1室でも目標値より低い場合には上記ガスエンジンの出力を上げて上記床暖房循環水の温度を高温とし、このとき、温度センサ温度が低い室(低温室)については該室床暖房パネルへの送水バルブを高い時間割合で開とし、温度センサ温度が高い室(高温室)については該室床暖房パネルへの送水バルブを低い時間割合で開とし、上記温度センサの温度が全室で基準値より高い場合には上記ガスエンジンの出力を下げて上記床暖房循環水の温度を低温とすることを特徴とする床暖房システム。