特許
J-GLOBAL ID:200903093066738632

便潜血判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200857
公開番号(公開出願番号):特開平8-160040
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な構成からなり、便潜血判定操作の全工程にわたり操作が簡略化され得る免疫法を利用した便潜血判定装置を提供する。【解決手段】 採便器具2と緩衝液容器3とを有し、採便器具2には採便棒5が設けられており、緩衝液容器3には、判定部11が設けられている。判定部11では、閉成材貫通部材13を外部から操作して閉成材12を突き破ることにより便試料が溶解された緩衝液が判定部11内に流入され、分離フィルタ15で固形分が除去され、展開層16において免疫クロマトグラフィー法に従って便潜血の有無が判定される。
請求項(抜粋):
緩衝液が収納された緩衝液容器と、前記緩衝液容器を閉成するように該緩衝液容器に取り付けられる蓋体及び前記蓋体に連結された採便棒を有する採便器具と、前記緩衝液容器の側壁に設けられた判定部とを備え、緩衝液の判定部内への流入を防止するために判定部内を閉成するように緩衝液容器の内壁に設けられた閉成材と、前記閉成材による閉成状態を外部からの操作により開放し得るように前記緩衝液容器に取り付けられた閉成状態開放部材と、前記閉成状態が開放された際に流入してきた便試料が溶解された緩衝液中の固形分を除去するために、前記判定部内に設けられた分離フィルタと、前記分離フィルタで固形分が除去された便試料溶解液が供給されるように配置されており、かつ抗ヘモグロビン抗体感作担体が設置されておりかつ抗ヘモグロビン抗体が固定化された展開層とを有し、前記緩衝液容器の外表面から便潜血の有無及び判定の終了を観察するために、緩衝液容器の側壁には展開層を部分的に観察し得るように、判定窓及び終了窓が形成されていることを特徴とする便潜血判定装置。
IPC (4件):
G01N 33/50 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/72
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-230861
  • 簡易測定装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-058707   出願人:持田製薬株式会社
  • 特開平4-230861

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