特許
J-GLOBAL ID:200903093066824695

ディスクブレーキ装置用ブレーキパッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279544
公開番号(公開出願番号):特開平8-135698
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 広温域に亘って制動に関する良好な性能を得る。【構成】 ディスクパッド20は、鋼板22A及び銅板22Bから成る裏金22と、中央部に配置された第1摩擦材24A及び上下縁部に配置された第2摩擦材24Bから成る摩擦材24と、によって構成されている。第1摩擦材24Aは摩擦係数が小さく、第2摩擦材24Bは摩擦係数が大きく設定されている。このため、通常使用温域(常温時)にあっては耐摩耗性を向上させることができ、高温域にあっては耐フェード性を向上させることができる。従って、広温域に亘って制動に関する良好な性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
ディスクブレーキ装置に用いられ、車輪と共に回転するディスクロータに押圧されることによりディスクロータとの間に制動用摩擦力を発生するブレーキパッドであって、ディスクロータに対して接離可能に設けられると共に制動時にディスクロータ側へ接近するベース部材と、このベース部材に取り付けられると共にディスクロータに対向して配置され、中央部と縁部とで材質が異なる摩擦材と、を含んで構成され、前記摩擦材は、当該摩擦材自体が温度変化によって形状を凸状から凹状へ又は凹状から凸状へ変化させ、或いは、前記ベース部材が温度変化によって形状を凸状から凹状へ又は凹状から凸状へ変化させることで追従して形状を変化させる、ことを特徴とするディスクブレーキ装置用ブレーキパッド。
IPC (2件):
F16D 65/092 ,  F16D 69/00

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