特許
J-GLOBAL ID:200903093068411100

カソードレーチューブの電子ビーム形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-020591
公開番号(公開出願番号):特開2002-231152
出願日: 2001年01月29日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 映像の解析度を向上できるカソードレーチューブの電子ビーム形成装置を提供する。【解決手段】 制御グリッドG1(112)は電子ガンのカソード110に隣接する位置に設置され、フォーカス集束電極G3(120)は制御グリッドG1(112)の一側部に隣接する位置に設置され、スクリーングリッドG2(114)は制御グリッドG1(112)とフォーカス集束電極G3(120)との間に設置されている。電子は制御グリッドG1(112)と、フォーカス集束電極G3(120)と、スクリーングリッドG2(114)とを順に通過する。スクリーングリッドG2(114)は、電圧がかけられると、制御グリッドG1(112)方向の低電圧側部に電子ビームの発散レンズが形成され、フォーカス電極G3(120)方向の高電圧側に大きな直径のフォーカス集束レンズが形成される。
請求項(抜粋):
電子ガンのカソードに隣接する位置に設置され、前記カソードと直線状に配列され内部を前記カソードから発射されるエネルギーを有する電子が貫通する第1極性孔が形成されている制御グリッドG1と、前記制御グリッドG1の一側部に隣接する位置に設置され、前記カソードと直線状に配列され内部を前記電子が貫通する第2極性孔が形成されているフォーカス集束電極G3と、前記制御グリッドG1と前記フォーカス集束電極G3との間に設置され、前記カソードと直線状に配列されている第3極性孔が形成されているスクリーングリッドG2とを備え、前記第3極性孔の孔径は前記フォーカス集束電極G3に隣接する一側部より前記制御グリッドG1に隣接する他側部が大きく形成され、前記電子は前記制御グリッドG1と、前記フォーカス集束電極G3と、前記スクリーングリッドG2とを順に通過し、前記スクリーングリッドG2に電圧がかけられると、前記第3極性孔の前記制御グリッドG1方向の低電圧側部には電子ビームの発散レンズが形成され、前記電子のパスは前記カソード、前記第1極性孔、前記第2極性孔および前記第3極性孔から形成されている直線から離脱され、前記第3極性孔の前記フォーカス集束電極G3方向の高電圧側には前記第3極性孔を通過する電子のより大きな直径のフォーカス集束レンズが形成され、前記電子ビームの行進パスは前記カソード、前記第1極性孔、前記第2極性孔および前記第3極性孔から形成されている直線に平行となることを特徴とするカソードレーチューブの電子ビーム形成装置。
Fターム (6件):
5C041AA02 ,  5C041AB02 ,  5C041AB04 ,  5C041AC04 ,  5C041AD02 ,  5C041AE01

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