特許
J-GLOBAL ID:200903093079815334

二重化制御装置の切替え方法及びその二重化制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036230
公開番号(公開出願番号):特開平7-244598
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】二重化切替え要因の時間的要素を最小限に抑え、簡素化されたロジックで、信頼性の高い二重化制御装置の切替えを行う。【構成】伝送路8で接続される2組の制御装置1A,1B と、制御装置1A,1B とI/O 伝送路9a,9b で接続される伝送部6A,6B と複数のI/O 部7A〜7Nとを備える複数の入出力装置5と、を有し、一方の制御装置1Aを稼働とし、他方の制御装置1Bを待機として動作し、稼働と待機の制御装置間は伝送路8により常時データの等値化を行い、制御装置の制御動作を稼働制御装置1Aから待機制御装置1Bに切替えるとき、待機系制御装置1Bは制御装置1Aから二重化制御装置の制御権を獲得し、待機系側伝送部6Bに制御権が移動したことを通知し、伝送部1Bは伝送部6Aにこの制御権移動を通知し、伝送部6Aが制御していた複数のI/O 部 (7A〜7N) の制御権を放棄させてI/O 部 (7A〜7N) の制御権を獲得する。
請求項(抜粋):
制御装置間伝送路によって接続された2組の制御装置と、これらの制御装置とI/O 伝送路によって接続され、データ伝送を行う伝送部と複数のI/O 部とを備えてなる1または複数の入出力装置と、を有し、一方の制御装置を稼働系として動作させ、他方の制御装置を待機系として動作させ、稼働系と待機系の制御装置間は、前記制御装置間伝送路を介したデータ伝送により、常時データの等値化が行われてなる、二重化制御装置の切替え方法において、制御装置の制御動作を稼働系制御装置から待機系制御装置に切り替えるとき、前記待機系制御装置は、前記稼働系制御装置から前記二重化制御装置の制御権を獲得し、前記入出力装置の待機系側伝送部に前記二重化制御装置の制御権が移動したことを通知し、前記待機系側伝送部は、前記入出力装置の稼働系側伝送部に前記二重化制御装置の制御権が移動したことを通知し、稼働系側伝送部が制御していた複数のI/O部の制御権を放棄することによりこの複数のI/O 部の制御権を獲得し、このI/O部の制御権を獲得したことを前記待機系制御装置に通知し、前記待機系制御装置は、この通知により自身に保有していた入出力データのリフレッシュを行う、ことを特徴とする二重化制御装置の切替え方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-050737
  • 特開昭63-231635

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