特許
J-GLOBAL ID:200903093089944582

手動変速モード付き自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-117772
公開番号(公開出願番号):特開2000-310316
出願日: 1999年04月26日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 自動変速モードから手動変速モードへの切り換え時に、目標機関出力の算出方式の違いによっても車輪駆動軸トルクに段差を生じないようにする。【解決手段】 機関出力トルクと変速比とを用いて、手動変速モードに移行する直前の車輪駆動軸トルクTdLAST を算出して推定する。またアクセルペダル踏み込み量および車速から、手動変速モードに設定した変速位置(1速〜6速)ごとに、手動変速モードに移行した直後の車輪駆動軸トルクTdM1 〜TdM6 を算出して予測する。そして手動変速モード移行直後駆動軸トルク予測値TdM1 〜TdM6のうち、手動変速モード移行直前駆動軸トルク推定値TdLAST に最も近いものを選択し(この場合、TdM5 )、これに対応した変速位置(この場合、5速)を手動変速モード移行時初期変速位置として対応する変速比を手動変速モード移行時初期目標変速比に設定する。故に、モード切り換え時に駆動軸トルク段差を最小にし得てモード切り換えショックを低減することができる。
請求項(抜粋):
自動変速モードの他に手動変速モードをも有した自動変速機と、機関との組み合わせになるパワートレーンを搭載した車両であって、自動変速モードでは、自動変速機を車両の運転状態に応じた目標変速比へ変速させると共に、機関を少なくとも自動変速機の変速比およびアクセルペダルの踏み込み量に応じた目標機関出力トルクとなるよう出力制御し、手動変速モードでは、自動変速機を手動による変速指令に応じ、予め設定されている複数の変速位置のうち1つの変速位置に対応した目標変速比へ変速させると共に、機関を少なくともアクセルペダルの踏み込み量および機関回転速度に応じた目標機関出力トルクとなるよう出力制御する、パワートレーンの制御装置において、自動変速モードから手動変速モードへのモード切り換え時は、該モード切り換えの直前における前記目標機関出力トルクおよび自動変速機の変速比から求めた手動変速モード移行直前駆動軸トルク推定値と、アクセルペダルの踏み込み量および車速から求めた手動変速モードにおける前記変速位置ごとの手動変速モード移行直後駆動軸トルク予測値とから、手動変速モード移行直前駆動軸トルク推定値に最も近い手動変速モード移行直後駆動軸トルク予測値に対応した変速位置を手動変速モードでの初期変速位置とするよう構成したことを特徴とする手動変速モード付き自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 59/02 ,  F16H 59/14
FI (2件):
F16H 59/02 ,  F16H 59/14
Fターム (11件):
3J052AA01 ,  3J052AA04 ,  3J052BA21 ,  3J052BA30 ,  3J052DB01 ,  3J052GC02 ,  3J052GC11 ,  3J052GC13 ,  3J052GC44 ,  3J052GC46 ,  3J052HA02

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