特許
J-GLOBAL ID:200903093090955075

高周波伝送システムの流合雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-088858
公開番号(公開出願番号):特開2000-286126
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 高周波伝送システムにおいて、その伝送線である同軸ケーブルを流れるコモンモードの流合雑音を完全に除去する流合雑音除去装置を提供する。【解決手段】 入力端子2の中心電極2aと外側電極2bとの間に、不平衡-平衡変換用の絶縁トランスT1の一次巻線L11を接続し、二次巻線L12側の平衡線路に、ノイズ除去トランスTaの巻線La,Lbを設ける。また、出力端子4の中心電極4aと外側電極4bとの間にも、不平衡-平衡変換用の絶縁トランスT2の一次巻線L21を接続し、二次巻線L22側の平衡線路は、ノイズ除去トランスTaに接続する。また、絶縁トランスT1の二次巻線L12の中点には、グランドラインに接地された一次巻線L11の一端を接続する。この結果、入力端子2の各電極2a,2bから入力される同相のノイズ成分は、絶縁トランスT1の一次巻線L11で打ち消され、残りのノイズ成分はノイズ除去トランスTa,更には二次巻線L22で完全に除去される。
請求項(抜粋):
同軸ケーブルからなる不平衡線路を介して高周波信号を伝送する高周波伝送システムにおいて、前記同軸ケーブルに外部から侵入して前記不平衡線路を流れる流合雑音を除去する流合雑音除去装置であって、前記不平衡線路を構成する同軸ケーブルに直列に接続するための一対の接続端子と、該一対の接続端子に夫々接続され、各接続端子側の不平衡線路を平衡線路に変換する一対の不平衡-平衡変換トランスと、該一対の不平衡-平衡変換トランス同士を接続する平衡線路上に設けられ、該平衡線路を構成する各線路を流れるノイズ成分を相殺するノイズ除去トランスと、を備えたことを特徴とする高周波伝送システムの流合雑音除去装置。
IPC (5件):
H01F 17/00 ,  H04B 3/28 ,  H04B 15/00 ,  H04N 5/00 ,  H04N 7/10
FI (5件):
H01F 17/00 Z ,  H04B 3/28 ,  H04B 15/00 ,  H04N 5/00 B ,  H04N 7/10
Fターム (26件):
5C056FA03 ,  5C056GA11 ,  5C056HA01 ,  5C056HA20 ,  5C064BA01 ,  5C064BA02 ,  5C064BB10 ,  5E070AA11 ,  5E070AB10 ,  5E070BA14 ,  5E070DB02 ,  5E070DB08 ,  5K046AA01 ,  5K046BB03 ,  5K046CC04 ,  5K046CC09 ,  5K046CC25 ,  5K046CC26 ,  5K046CC28 ,  5K046ZZ05 ,  5K052AA01 ,  5K052BB14 ,  5K052DD08 ,  5K052DD27 ,  5K052FF32 ,  5K052GG00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 平衡伝送回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-181983   出願人:松下電工株式会社
  • 特開昭63-254830
  • 特開昭63-254830
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