特許
J-GLOBAL ID:200903093091592235
酸素分析装置の出力補正方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087887
公開番号(公開出願番号):特開平6-273381
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 ガス圧力変化の影響が可及的に防止されて、高精度な測定結果が得られる酸素分析装置の出力補正方法を提供すること。【構成】 ダブルセルタイプの酸素分析装置において、ガス圧力:Pを検出し、酸素分析装置の出力:Ip に、Ip ′= Ip × KB ,KB =(P0 /P)B(P0 :測定基準圧力,B :酸素分析装置個体のガス圧力変動指数)に従う圧力補正を加えて、ガス圧力補正出力:Ip ′を得るに際して、ガス圧力:Pの変化に伴うガス圧力変動指数:Bの変化を実測し、それらガス圧力:Pとガス圧力変動指数:Bとの回帰関数を求めて、かかる回帰関数に従い、ガス圧力変動指数:Bを決定するようにした。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質体と少なくとも一対の電極とからなる第一及び第二の電気化学的セルを設けて、該第一の電気化学的セルにおける酸素濃淡電池作用により、燃焼排ガスが所定の拡散抵抗下に導かれる内部空間における酸素分圧に応じた起電力を得る一方、前記第二の電気化学的セルにおける酸素ポンピング作用により、該第一の電気化学的セルの起電力が略一定となるように、前記内部空間の酸素分圧を調節することにより、該燃焼排ガス中の酸素濃度に応じた出力を、かかる第二の電気化学的セルにおけるポンプ電流値として得るようにした酸素分析装置において、前記燃焼排ガスの圧力:Pを検出し、前記酸素分析装置の出力:Ip に、下式:Ip ′= Ip × KBKB =(P0 /P)BP0 :燃焼排ガスにおける測定基準圧力B :酸素分析装置個体のガス圧力変動指数に従う圧力補正を加えることにより、ガス圧力補正出力:Ip ′を得るに際して、前記燃焼排ガスの圧力:Pの変化に伴う前記ガス圧力変動指数:Bの変化を実測し、それら燃焼排ガスの圧力:Pとガス圧力変動指数:Bとの回帰関数を求めて、かかる回帰関数に従い、前記ガス圧力変動指数:Bを決定することを特徴とする酸素分析装置の出力補正方法。
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