特許
J-GLOBAL ID:200903093091651479

印刷コンデンサとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254957
公開番号(公開出願番号):特開平9-097737
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 小型化、薄型化が容易で、マイグレーションを起こさず、耐久性が高く、静電容量の大きい印刷コンデンサ、およびその製造方法を提供する。【解決手段】 誘電体層に65〜85体積%含まれる誘電体が、平均粒径3〜7μm のもの50〜80体積%と0.1〜0.5μm のもの残余量からなり、バインダー樹脂の40〜100重量%が平均分子量2,000以上のフェノール系樹脂であり、導電粒子が銀、銅またはそれらを含有する合金からなる金属粒子を含む場合は、誘電体層との境界に炭素材導電層を有する印刷コンデンサ、およびその製造方法。
請求項(抜粋):
絶縁性基板の表面に一方の電極が形成され、該電極の表面に誘電体とバインダー樹脂を含む誘電体層が形成され、該誘電体層の表面に、バインダー樹脂中に導電粒子を含み、他方の電極として機能する導電層が形成され、さらに誘電体層および導電層を覆って、バインダー樹脂を含む絶縁層が形成されている印刷コンデンサにおいて、(1)該誘電体層に占める誘電体の量が65〜85体積%であり;(2)該誘電体が、(a)平均粒径3〜7μm の誘電体粉末50〜80体積%と、(b)平均粒径0.1〜0.5μm の誘電体粉末20〜50体積%からなる混合物であり;(3)誘電体層のバインダー樹脂の40〜100重量%が、平均分子量2,000以上のフェノール系樹脂であり;(4)該導電粒子が、金属粒子またはホウ化ニッケル粒子であり、該金属粒子が銀、銅またはそれらを含有する合金からなる金属粒子を含む場合は、誘電体層との境界に、導電粒子が炭素材粒子であって、該炭素材粒子の少なくとも一部が該金属粒子よりも平均粒径が小さい炭素材導電層が存在し;そして(5)絶縁層のバインダー樹脂の40〜100重量%がフェノール系樹脂であることを特徴とする印刷コンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/12 397 ,  H01G 4/12 400 ,  H01G 4/33
FI (3件):
H01G 4/12 397 ,  H01G 4/12 400 ,  H01G 4/06 101

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