特許
J-GLOBAL ID:200903093097956719

超電導装置用電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283330
公開番号(公開出願番号):特開平6-132124
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】電流リードの低温側リードの中空管内を通る酸化物超電導体がクエンチを起こすことによって生ずる中空管内のガス圧の上昇を抑制して、中空管の径や板厚を大きくすることなしにクエンチに耐えるようにする。【構成】低温側リード5Aの中空管に放圧機構7を設け、中空管内のヘリウムガス12の圧力が所定値を越えると動作して中空管内のヘリウムガス12を外部に放出し、圧力が所定値以下になったら放出を停止することによって、中空管内の圧力上昇を前述の所定値以下に抑制することができるとともに、圧力上昇が停止したら正常に復帰して超電導装置の運転を継続することができる。中空管の機械的強度は前述の所定値に耐えるものでよいのでその径と板厚を小さくすることができ、その結果、電流リードを伝わる侵入熱を低減することができる。
請求項(抜粋):
中空管とこの中を通る酸化物超電導体からなり、この中空管内を流れる低温のヘリウムガスによって酸化物超電導体が冷却される低温側リードと、中空管とこの中を通る電気良導体からなり、この中空管内を流れるヘリウムガスによっこの電気良導体が冷却される高温側リードとが直列接続されてなる超電導装置用電流リードにおいて、前記低温側リードの中空管に、この中空管内の圧力が所定値を越えたときに動作して中空管内のヘリウムガスを外部に放出し、所定値以下になったときにヘリウムガスの放出を停止する放圧機構を設けてなることを特徴とする超電導装置用電流リード。
IPC (2件):
H01F 7/22 ZAA ,  H01B 12/02

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