特許
J-GLOBAL ID:200903093099640638

溶接缶用ラミネート鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061550
公開番号(公開出願番号):特開平6-114999
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 食缶用のプレコート鋼板で、製缶時の溶接による熱影響やレトルト処理の熱及び環境に耐える溶接缶用素材。【構成】 適切な化成処理が施されたニッケルめっき鋼板に、ニス避け部を残して、ポリエチレンテレフタレート系のフィルムをラミネートしたもので、テレフタル酸の一部をイソフタル酸に置き換えた共重合体のフィルム及びこの共重合体を下層とし単独重合体を上層とする二層構造のフィルムは、適切な表面粗さのめっき面に直接熱圧着でラミネートしてあり、単独重合体のフィルムはエポキシ・フェノール系の接着剤でエポキシの分子量、成分構成及び含有率が限定されたものを用いてラミネートしてある。【効果】 樹脂フィルムと鋼板との間に短時間で強力な密着力が得られ、フィルムの熱収縮性が小さく、溶接やレトルト処理等の工程を経ても密着力が低下しない。
請求項(抜粋):
付着量が50mg/m2 以上1000mg/m2 以下のニッケルめっき層の上に付着量が金属クロム5mg/m2 以上50mg/m2 以下で水和酸化物クロム5mg/m2 以上25mg/m2 以下の化成処理層を有しその表面粗さPPI(しきい値0.5 μm ) が5以上150以下であるめっき鋼板の少なくとも片面に、酸成分の0.5mol %以上10mol %以下がイソフタル酸であるポリエチレンテレフタレート共重合体の二軸延伸樹脂フィルムを、所定幅のニス避け部を残してストリップのライン方向に帯状に緊密に密着させて設けたことを特徴とする溶接缶用ラミネート鋼板。
IPC (10件):
B32B 15/08 ,  B32B 15/08 104 ,  B29C 55/12 ,  B32B 7/14 ,  B65D 1/12 ,  C09J163/00 JFP ,  C23C 22/00 ,  C23C 28/00 ,  B29K 67:00 ,  B29L 9:00

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