特許
J-GLOBAL ID:200903093105550298
軸流タービンのタービンノズルおよびタービン動翼
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350960
公開番号(公開出願番号):特開平10-184304
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】簡単な構造で2次流れ損失の低減を図った軸流タービンのタービンノズルおよびタービン動翼を提供する。【解決手段】ノズル翼23とダイアフラム外輪21、ダイアフラム内輪22で構成されたノズル翼流路において、ノズル翼23の外周壁および内周壁の形状を凹凸化し、各々曲率Rを有する段差(根元部h1 、先端部h2 )を形成する。ノズル翼23は、ノズル翼出口端位置(図示Zr ,Zp ,Zt)がノズル翼中央部で最も下流側とし、Zt <Zr <Zp になるように形成させる。動翼25においても、上記ノズル翼流路と同様に動翼流路内に曲率Rを有する段差h3 、h4 を形成する。動翼25の翼長中央部は、根元部の出口端と先端部の出口端とを直線で結んだ出口端ラインより下流側に位置するように形成し、出口端ラインと出口端外周との間の距離Zが最大になる動翼流路とする。
請求項(抜粋):
ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間に形成される環状流路に複数のノズル翼を配設してなる軸流タービンのタービンノズルにおいて、前記ノズル翼が位置する前記ダイヤフラム外輪の内周面と前記ダイヤフラム内輪の外周面とに流路高さが下流側で減少するように曲率Rの段差を設けるとともに、前記ノズル翼の出口端を翼長中央付近で最も下流側に突出する湾曲形状とし、かつ前記ノズル翼の入口高さをL1 、出口高さをL2 、前記ダイヤフラム内輪の段差をh1 、前記ダイヤフラム外輪の段差をh2 としたとき、【数1】に設定するとともに、ダイヤフラム前縁からノズル翼出口端までの軸方向距離を外周端側でZt 、内周端側でZr 、中央部でZp としたとき、【数2】Zt <Zr <Zpに設定したことを特徴とする軸流タービンのタービンノズル。
IPC (2件):
F01D 5/14
, F01D 9/02 101
FI (2件):
F01D 5/14
, F01D 9/02 101
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