特許
J-GLOBAL ID:200903093109015567

マイクロコンピュータの動作クロック設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-234299
公開番号(公開出願番号):特開2002-049610
出願日: 2000年08月02日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 マイクロコンピュータ(マイコン)の動作クロックを、マイコンが実行する制御処理に影響を与えることなく切り換えることができるようにする。【解決手段】 マイコンの起動時には、動作クロックを高速に設定する(S110)ことにより、制御を速やかに開始できるようにし、その後、制御が一旦終了してアイドル状態になると(S130-YES)、次のウェイクアップ時に動作クロックが低速になるように設定した後(S140)、動作クロックを停止させてマイクロコンピュータをスリープ状態にする(S150)。そして、その後のスリープ状態からの復帰時(ウェイクアップ)には、動作クロックを高速にする必要があるか否かを判定し(S160)、必要があれば動作クロックを高速に設定し(S170)、高速にする必要がなければ再度スリープ状態に切り換える(S150)。この結果、マイコンが高速動作から低速動作に切り換えられるのを防止し、制御を良好に実行できることになる。
請求項(抜粋):
マイクロコンピュータの処理負荷に応じて、マイクロコンピュータの動作クロックを、少なくとも高速・低速・停止の何れかに切り換えるマイクロコンピュータの動作クロック設定装置であって、マイクロコンピュータの起動後、前記動作クロックを高速にして、マイクロコンピュータを高速動作させる起動時設定手段と、マイクロコンピュータが高速動作しているときに、マイクロコンピュータの処理負荷が低下し、マイクロコンピュータがアイドル状態に入ると、前記動作クロックを停止してマイクロコンピュータをスリープ状態に移行させるクロック停止手段と、マイクロコンピュータが前記スリープ状態にあるときに、スリープ状態から動作状態に復帰する際の前記動作クロックを低速に設定して、マイクロコンピュータを低速動作させる低速駆動手段と、マイクロコンピュータが低速動作しているときに、マイクロコンピュータの処理負荷が大きくなると、前記動作クロックを高速に設定して、マイクロコンピュータを高速動作させる高速駆動手段と、を備え、マイクロコンピュータの高速動作から低速動作への移行を禁止したことを特徴とするマイクロコンピュータの動作クロック設定装置。
IPC (3件):
G06F 15/78 510 ,  G06F 1/32 ,  G06F 1/04 301
FI (3件):
G06F 15/78 510 P ,  G06F 1/04 301 C ,  G06F 1/00 332 Z
Fターム (10件):
5B011DC06 ,  5B011EA08 ,  5B011KK03 ,  5B011LL13 ,  5B062AA05 ,  5B062HH02 ,  5B062HH06 ,  5B079BA01 ,  5B079BA11 ,  5B079BC01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-169919
  • 特開昭60-169919

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