特許
J-GLOBAL ID:200903093110339520

動力伝達用チェーン,ガイドリンクおよび動力伝達用チェーンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050620
公開番号(公開出願番号):特開平8-035541
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 各リンクのピッチ長伸びの度合いを均等にでき、枢支部材への残留曲げ応力を減少させることができる動力伝達用チェーンおよびガイドリンクを提供する。【構成】 複数の他のリンク50(図7,図8)を有する動力伝達用チェーン10(図1)に用いられるガイドリンク20であって、前記他のリンク50は、間隔をあけて配置された一対の開孔54,56と、ある厚みおよび硬度を有している。ガイドリンク20は、上方に延びる一対のつま先部28,30によって囲まれかつ間隔をあけて配置された一対の開孔24,26を有している。つま先部28,30は、外側フランク面36,38と、丸いクロッチ部40で接続された内側フランク面32,34とを有している。クロッチ部40の基部は、開孔最上部の下方まで垂れ下がっている。ガイドリンク20の厚みおよび硬度は他のリンク50とは異なっており、これにより、ガイドリンク20の降伏荷重が他のリンク50の降伏荷重よりも低くなっている。
請求項(抜粋):
複数のチェーンリンクを有する動力伝達用チェーン10において、各チェーンリンクが、a.二つのガイドリンク20と、b.複数の内側リンク50と、c.ガイドリンクを連結する枢支部材80と、を備えるとともに、a′.ガイドリンクの各々が、ある厚みおよび硬度を有するとともに、間隔をあけて配置された一対の開孔24,26と、間隔をあけて配置された一対のつま先部28,30とを有し、該各つま先部が、開孔を囲むとともに、外側フランク面36,38および内側フランク面32,34を有し、内側フランク面は、その基部が開孔最上部の下方まで垂れ下がっている丸いクロッチ部40で結合されており、b′.内側リンクの少なくとも一部がガイドリンク間に配置されるとともに、内側リンクの各々が、間隔をあけて配置された一対の開孔54,56と、ある厚みおよび硬度とをそれぞれ有しており、c′.一つの枢支部材が、各ガイドリンクの対向する開孔内で支持されるとともに、各内側リンクの少なくとも一つの開孔内を挿通しており、各ガイドリンクが、内側リンクの降伏荷重よりも低い降伏荷重を有するように、内側リンクの厚みよりも薄い厚みを有し、かつ内側リンクの硬度よりも低い硬度を有している、ことを特徴とする動力伝達用チェーン。
IPC (2件):
F16G 13/04 ,  F16G 5/18

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