特許
J-GLOBAL ID:200903093112523905

画質評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-026417
公開番号(公開出願番号):特開2002-232919
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 妨害を供試機器に加えて画質評価を行う装置において、連続した妨害周波数間の評価確認漏れが発生しにくい客観的な判定手法の開発を目的とする。【解決手段】 妨害信号に振幅変調だけでなく周波数変調を重ねて、ビデオ信号発生部101の映像部ノイズを映像部選別手段102で選別し、周波数分析手段103で妨害有無画面の水平走査線を同期分析し、比較演算手段106で平均された差のスペクトラムを求め、ノイズ検出演算手段110に入力しノイズ量を求める。判定値設定手段111は妨害無し画面間だけの前記ノイズ検出演算手段110の分布上限値を決める。求めたノイズ量とこの分布上限値で画質判定手段112は妨害有無の影響判定をする。またその値に応じて妨害設定手段113で妨害の強さを変化させ、画像障害を引き起こさない最大許容妨害レベルを求める。
請求項(抜粋):
ビデオ信号が所定の連続した周波数範囲の妨害を外部より加えられる映像を扱う供試機器の出力であり、前記ビデオ信号を入力し画質評価部分として任意の位置と大きさの選別ゲートを設定して任意の映像部ノイズを出力しさらに前記選別ゲートから外れる映像部と同期信号部を零出力とする映像部選別手段と、前記映像部選別手段の出力を入力として分析周波数幅とその解像度に応じて水平走査線を順次に分割して時系列に分析する周波数分析手段と、前記ビデオ信号を入力し同期信号を検出し前記周波数分析手段に出力する同期検出手段と、前記周波数分析手段が複数画面を測定してその内の基準画面の周波数分析結果を前記水平走査線分割と同順に記録する前記周波数分析手段の出力にある第一の記録手段と、比較したい毎回の画面の周波数分析結果を前記水平走査線分割と同順に記録する前記周波数分析手段の出力にある第二の記録手段と、前記第一の記録手段と前記第二の記録手段の出力にあり前記第一の記録手段の水平走査線と前記第二の記録手段の水平走査線の相対位置を同期させて特定区間を選びその特定区間内において前記第一の記録手段と前記第二の記録手段間の同一各周波数ポイントでの差のスペクトラムの第一演算をしかつ時間方向平均のスペクトラムの第二演算をする比較演算手段と、前記比較演算手段の出力を入力として調査する周波数全域のノイズ量を求めるノイズ検出演算手段と、さらに前記ノイズ検出演算手段の出力を入力として前記複数画面を測定する時に全て前記基準画面と同一の測定条件で所定回数繰り返した前記ノイズ検出演算手段の出力の取り得る分布上限値を定めるかあるいは外部より前記分布上限値に代わる値に設定可能な機能を持つ判定値設定手段と、前記基準画面を前記供試機器の外部より妨害が加えられない画面とし比較する画面を前記供試機器の外部より妨害を加えられた画面とし前記ノイズ検出演算手段の出力と前記判定値設定手段の出力とを入力して毎回の妨害の影響を判定する画質判定手段と、さらにまた前記画質判定手段の出力を入力して前記ノイズ検出演算手段の出力が前記判定値設定手段の出力と同等もしくはそれより大きいならばある条件の下でその差の量に応じて前記供試機器の外部から加える妨害の強さを変更し前記ノイズ検出演算手段の出力が前記判定値設定手段の出力以下になったと判定される時には前記供試機器の外部から加える次の新しい妨害周波数と妨害レベルを含む妨害条件に切り替え測定を継続するプログラム機能を併せ持ち妨害波が振幅変調と周波数変調を重ねた搬送波からなる妨害設定手段を備えたことを特徴とする画質評価装置。
Fターム (2件):
5C061BB03 ,  5C061CC03

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