特許
J-GLOBAL ID:200903093116780600

ビニルアルコールポリマーからの灰分生産残留物の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501826
公開番号(公開出願番号):特表平8-511053
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】ポリビニル酢酸の加水分解によるボリビニルアルコールの調製後に該ポリビニルアルコール・ポリマー中に残留する金属灰分生産残留物は、前記ポリビニルアルコール・ポリマーのスラリーをイオン交換樹脂粒子と接触させ、続いて、前記イオン交換樹脂粒子と前記ポリビニルポリマー粒子との間の粒径または粒子重量の差を利用して前記イオン交換樹脂粒子を前記ポリビニルポリマー粒子から除去することを包含する方法により除去される。このポリビニルアルコール・ポリマーは全体を通して固体状態で残存し、溶解・再沈殿を必要としない。
請求項(抜粋):
a)ポリビニルアルコール・ポリマー粒子とスラリー液のスラリーを形成し、b)粒子状陽イオン交換樹脂を前記スラリーに添加し、そこにおいて前記イオン交換樹脂の平均粒径または粒子重量が、前記ポリビニルアルコール・ポリマーの平均粒径または粒子重量と実質的に異なるものであり、c)前記の混合したスラリーとイオン交換樹脂との混合物を、少なくとも20パーセントの陰イオン交換を実現するのに十分な時間撹拌し、d)所望により、前記スラリー液を除去し、残留する固体粒子混合物を乾燥させ、かつe)示差粒子分離手段により、前記粒子状イオン交換樹脂を、前記粒子状ポリビニルアルコール・ポリマーの実質的部分から完全に除去して、金属塩含量が低減した、イオン交換状態にないポリビニルアルコール部分を得る 工程を包含することを特徴とする、ポリビニルアルコール・ポリマーから残留金属塩を除去する方法。
IPC (2件):
C08F 6/24 MFU ,  C08F 16/06
FI (2件):
C08F 6/24 MFU ,  C08F 16/06

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