特許
J-GLOBAL ID:200903093120084651

強靱性ダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037017
公開番号(公開出願番号):特開平6-246415
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 管厚が薄くても、強度及び伸びが高く、優れた靱性を具備したダクタイル鋳鉄管が得られる遠心力鋳造法を提供する。【構成】 溶解炉で溶解した元湯に黒鉛球状化剤を添加してダクタイル鋳鉄溶湯を溶製し、該溶湯に接種を施して遠心力鋳造用金型に鋳込み、強靱性を有するダクタイル鋳鉄管を遠心力鋳造する。この際、希土類元素を含むMg合金を用いて黒鉛球状化処理を行い、キュポラ溶解した元湯を使用する場合、重量%でSi:2.1〜2.5%、Mg:0.04〜0.06%(電気炉溶解した元湯を使用する場合、重量%でSi: 2.6〜2.8%、Mg:0.03〜0.06%)を含むダクタイル鋳鉄溶湯を溶製し、該溶湯に接種を施して内面に接種剤の粉末層が形成された遠心力鋳造用金型に鋳込む。
請求項(抜粋):
キュポラで溶解した元湯に黒鉛球状化剤を添加してダクタイル鋳鉄溶湯を溶製し、該溶湯に接種を施して遠心力鋳造用金型に鋳込み、鋳放し状態で強靱性を有するダクタイル鋳鉄管を得る遠心力鋳造法において、希土類元素を含むMg合金を用いて黒鉛球状化処理を行い、重量%でSi:2.1〜2.5%、Mg:0.04〜0.06%を含むダクタイル鋳鉄溶湯を溶製し、該溶湯に接種を施して接種剤の粉末層が内面に形成された遠心力鋳造用金型に鋳込むことを特徴とする強靱性ダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造法。
IPC (5件):
B22D 13/02 ,  B22D 1/00 ,  B22D 13/10 ,  C22C 33/10 ,  C22C 37/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-221525
  • 特開昭51-009015
  • 特開昭57-091869

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