特許
J-GLOBAL ID:200903093121640841

燃料電池積層体の水素-水回収機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331035
公開番号(公開出願番号):特開平5-166528
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 固体高分子電解質型燃料電池積層体にアノードの排ガスから水素と水を回収してアノード入口側へ戻す機能を持たせ、アノードの加湿必要量を低減し、外部へ排出する水素を低減し、安全性を向上させる。【構成】 積層体内の発電集電板1の外側に水素-水回収セル4、ガス分離板5及び回収セル集電板3を配設し、アノード排ガスを水素-水回収セル4に供給し、発電集電板1と回収セル集電板3の間に電流を流すことにより、水分を含む純水素を発生させ、アノードガス入口側へ戻すようにした。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜を挟んでカソードとアノードを有する単セルを複数積層し、両端部に上記複数の単セルから電流を集電する発電集電板を配設した固体高分子電解質型燃料電池積層体、この燃料電池積層体の少なくとも一方の上記発電集電板の外側に回収セル集電板を設けるとともに、上記発電集電板と回収セル集電板との間に 両面に白金触媒を有する固体高分子電解質膜からなる水素-水回収セルをガス分離板を介して少なくとも1セル以上積層して配設し、上記燃料電池積層体のアノードの排気ガスを上記水素-水回収セルに導き、上記発電集電板と回収セル集電板間に電流を流して上記アノードの排気ガス中の水素と水を回収して上記アノードの入口側へ戻すようにした燃料電池積層体の水素-水回収機構。

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