特許
J-GLOBAL ID:200903093124539459

可変容量型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-193885
公開番号(公開出願番号):特開2002-013471
出願日: 2000年06月28日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】 リンクピンに加わる荷重を低減して球状部の摩耗やリンクピンの座屈を防止して、耐久性、信頼性の高い可変容量型斜板式圧縮機を提供する。【解決手段】 スラストフランジ40と斜板とはリンク機構50を介して連結され、斜板はシャフト5と直角な面に対して傾斜可能である。リンク機構50はスラストフランジ40のリヤ側端面に設けられたリンクピン45と、斜板のフロント側端面に設けられた互いに平行な一対のガイド溝とで構成されている。リンクピン45の両端には球状部46a,46bが設けられ、球状部46a,46bはガイド溝に相対摺動可能に嵌合している。フルストロークになったとき、リンク機構50とシャフト5とを通る軸線より球状部46aの方向へずれた位置で、斜板に設けられた突当部をスラストフランジ40に設けられた受部43とを接触させ、ドライブ側リンクピンである球状部46aに加わる荷重を低減させた。
請求項(抜粋):
シャフトに固定され、前記シャフトと一体に回転する回転部材と、前記シャフトに摺動かつ傾斜可能に装着される傾斜回転板と、前記回転部材に対して前記傾斜回転板を傾斜動作可能に連結し、前記回転部材の回転力を前記傾斜回転板に伝えるリンク機構とを備え、前記リンク機構が、前記傾斜回転板に設けられたリンクピンと、前記回転部材に設けられ、前記リンクピンの両端部をガイドするガイド溝とで構成され、前記傾斜回転板を収容するクランク室の圧力が低くなったとき、前記傾斜回転板の傾斜角が大きくなり、前記傾斜回転板及び前記回転部材の一方に設けられた突当部が前記傾斜回転板及び前記回転部材の他方に設けられた受部に接触して前記傾斜回転板の傾斜角が最大となる可変容量型斜板式圧縮機において、前記突当部と前記受部とが接触する位置を、前記リンクピンと前記シャフトとを通る軸線より前記リンクピンのシャフト回転方向前側端部側へずらしたことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
Fターム (5件):
3H076AA06 ,  3H076BB26 ,  3H076BB28 ,  3H076CC20 ,  3H076CC40

前のページに戻る