特許

J-GLOBAL ID：200903093131512779

カメラの双眼ファインダ構造

発明者： 大竹 勝博
出願人/特許権者： 富士写真光機株式会社
代理人 (1件)： 望月 秀人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-234178
公開番号（公開出願番号）：特開平7-064155
出願日： 1993年08月26日
公開日（公表日）： 1995年03月10日
要約：

【要約】【目的】 被写体の単一の結像を複数の接眼レンズにより両目で見ることができ、片目を閉じる必要のない見やすい双眼ファインダ構造を提供する。【構成】 光路S0 の前端部に対物レンズ12及びレチクル板14を配置し、その後方に反射板16、18、リレーレンズ20を設ける。その後方に、光路S0 を左目用光路Slと右目用光路Srとに分岐する分岐ハーフミラー22を配置する。光路Sl を各反射ミラー24、26が曲折し、左目用接眼レンズ28に至る。光路Sr を第3反射ミラー30が曲折し、右目用接眼レンズ32に至る。各反射ミラー24、26と左目用接眼レンズ28とを左目用接眼筒34に固着し、該左目用接眼筒34を第1反射ミラー24に入射する光路Sl を軸として揺動自在とする。分岐ハーフミラー22と第3反射ミラー30、右目用接眼レンズ32とを右目用接眼筒36に固着し、該右目用接眼筒36を分岐ハーフミラー22に入射する光路S0 を軸として揺動自在とする。

請求項（抜粋）：

被写体に対向する単一の対物レンズ系と、前記対物レンズ系がとらえた被写体の像の光路を分岐する分岐手段と、前記分岐手段により分岐されたそれぞれの光路に対応して設けた接眼レンズ系とにより構成し、撮影者が少なくとも一方の目で覗き込み、前記被写体の像をとらえることを特徴とするカメラの双眼ファインダ構造。