特許
J-GLOBAL ID:200903093142408922
紙ゴミから土木建築用材料を製造する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤田 時彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073518
公開番号(公開出願番号):特開平5-237470
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】都市ゴミの40〜45%を占める紙ゴミを捨てずに再利用して土木建築用材料を製造することにより、紙ゴミの焼却によるCO2 ガス発生による公害を防止し焼却灰の処理を不要ならしめるとともに、製造した材料をC・C・A加工(六価クロム,銅,砒素を含有する液の含浸注入加工)した木材に代えて使用することによりC・C・A公害を防止することのできる紙ゴミから土木建築用材料を製造する方法を提供する。【構成】都市ゴミを回収する際に分別回収した紙ゴミを、粗粉砕後磁力選別して大きな鉄片を除き微粉砕して焼石灰を添加しつつ乾燥して微細な鉄片とアルミ片とを除き風力により微細な石と他の無機物を除去して微小紙片のみを選別する。この微小紙片に難燃剤や防虫剤を含浸混練して冷却し常温で硬化する自硬性の熱硬化性樹脂を所定配分比で含浸混練した原材料を、成形金型を用いて加圧成形し所望の形状寸法に高密度に結合形成する。
請求項(抜粋):
都市ゴミを回収する際分別回収した紙ゴミを用い、これを粗粉砕後磁力選別して大きな鉄片を除去した後微粉砕する粉砕工程と、微粉砕した紙ゴミを焼石灰を添加しつつ乾燥する乾燥工程と、微粉砕乾燥された紙ゴミから微細な鉄片及びアルミ片を除去する工程と、微細な石等他の無機物を除去する風力による微小紙片の選別工程と、選別された微小紙片に難燃剤・防虫剤のいずれか若しくは双方を含浸混練するとともに之等を冷却した後常温で硬化する自硬性の熱硬化性合成樹脂を所定配分比で含浸混練する混練工程と、該混練した原材料を所定量宛秤量して成形金型に充填後加圧して所望の形状寸法に高密度に結合形成せしめる成形工程とからなることを特徴とする紙ゴミから土木建築用材料を製造する方法。
IPC (5件):
B09B 5/00
, B02C 18/40
, B03C 1/00
, B29B 17/00
, B07B 9/00
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