特許
J-GLOBAL ID:200903093144955718

クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-054017
公開番号(公開出願番号):特開平8-244492
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 4輪駆動車の2輪駆動と4輪駆動状態を自動的に切換えることができ、ディファレンシャルとのユニット化を実現したクラッチ装置を提供する。【構成】 フロントディファレンシャルと車輪を連結する片側駆動軸を軸方向に分離し、この分離して突き合せた部分に設けたクラッチ装置をデフケース内に収納すると共に、クラッチ装置を、ディファレンシャル側に固定した内輪18と、この内輪18に外嵌するよう車輪側に固定した外輪16と、外輪16と内輪18間に設けたスプラグ32と、これを保持する大径保持器23及び小径保持器24と、両保持器23、24を内輪18に対して相対回転させる回転力付与手段とで形成している。トランスファの操作で2駆走行時は、外輪がフリーランニングし、4駆走行時は駆動軸の回転を、内輪18とスプラグ32及び外輪16を介して車輪に伝達することができる。
請求項(抜粋):
車両のディファレンシャルと車輪を連結する駆動軸を軸方向に分離し、この分離部に2駆走行と4駆走行の切換えを外部からの遠隔操作によって行なうクラッチ装置を設け、このクラッチ装置が、ディファレンシャル側に固定した駆動部材と、車輪側の駆動軸に固定され前記駆動部材に回転可能に嵌合する従動部材と、駆動部材と従動部材の間に組込まれ、駆動部材と従動部材が正逆方向に相対回転したとき両部材に係合する複数の係合子と、駆動部材と従動部材の間に組込まれ、駆動部材と相対回転して各係合子を係合作動位置に移動させる大径保持器及び小径保持器と、この両保持器に連結され、各係合子が係合作動位置に移動するように両保持器を一方向に相対回転させる回転力付与手段と、一方駆動軸に外嵌するスライダーを外部からの遠隔操作で軸方向に移動させ大径保持器と従動部材を切離し自在に結合するロック手段とで形成され、前記小径保持器の内径側に駆動部材にバネで圧接する屈曲部を設け、駆動部材に対し小径保持器のセンタリングを行なったクラッチ装置。

前のページに戻る