特許
J-GLOBAL ID:200903093146277121

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511462
公開番号(公開出願番号):特表平8-505217
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】ガスタービン燃焼器用燃料噴射装置で、該噴射装置はガス燃料と液体燃料のどちらかを選択して作動させることが可能である。噴射装置は中央液体燃料ダクトと噴出口、環状ガスダクトと噴出口、及び外側環状燃焼空気ダクトを有する。液体燃料で作動するときは燃焼生成物がガスオリフィス内に侵入し効率的なガス燃焼を妨げる傾向がある。本発明は外側空気ダクトと中間のガスダクトとの間に開口を設け、液体燃料で作動させているときには空気をガスダクト内に侵入させてガスオリフィスを清掃させるようにしたことである。別の利点としては、液体燃料からガス燃料に切り替えたとき、空気の流出が逆転する点までガス圧が増加されてガスが空気ダクト内に侵入するようになることである。予混合されたガス/空気は円形に配置されたガス噴出口の回りにあるスワーラから放出される。その結果ガス燃焼効率が良くなる。
請求項(抜粋):
一次及び二次流体燃料のいずれか又は両方で作動し、二次燃料で作動している間一次燃料オリフィス(3)が燃焼生成物に晒されるタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射装置において、該噴射装置は、二次燃料供給通路(23)に接続された二次燃料オリフィス(25)、環状の一次燃料マニホールド(1)に接続されていて円形に配置された一次燃料オリフィス(3)、及び一次及び二次燃料オリフィス(3,25)により注入される燃料の燃焼空気を供給する環状空気通路(13)を有し、前記空気通路(13)はマニホールド(1)壁(11)とシュラウド部材(9)との間に形成され、かつシュラウド部材(9)の前端とマニホールド(1)壁(11)との間に圧縮空気の吸気口を有し、前記噴射装置は更に空気通路(13)とマニホールド(1)との間のマニホールド壁(11)に多数の孔(17)を有し、その孔(17)と空気通路(13)は、二次燃料で作動しているときには一次オリフィス(3)が空気噴射によって清掃され、かつ一次燃料で作動しているときにはその燃料の圧力が低いとき空気が孔(17)を通って流れ、燃料の圧力が高いとき一次燃料が孔(17)を通って流れ、いずれの場合も一次燃料と空気を予混合させるような大きさであることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (3件):
F23D 17/00 101 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/30

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